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J-GLOBAL ID：201802221483636868   整理番号：18A0912076

Ekman傾斜流の発達過程と地衡流近似の課題

Transient Ekman slope currents and significance of the geostrophic approximation

著者 (1件)： 安田秀一 (水産大)
資料名： 水産大学校研究報告  (Journal of National Fisheries University)
巻： 66  号： 3  ページ： 173-182  発行年： 2018年03月31日 
JST資料番号： F0239A  ISSN： 0370-9361  CODEN： SDKHAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地球自転効果の下での傾斜流は定常状態でよく知られているが,傾斜流の過渡的発達過程はいまだ完全な報告はなく,したがって地衡流または風でさえ通常の定常状態のみで適用される。本研究では,時間依存的に傾斜流を解析的に解明し,初期段階の発達過程を明らかにした。吹送流が慣性周期とともに変わりやすいことが報告されている先の論文で示されたように,傾斜流もまた慣性周期変動とともに発達してそのような変動は長く持続することが明らかにされた。それは,過渡的過程の考慮無しで通常の地衡流や風の考え方への警告かもしれない。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *海流 ,  地衡流 ,  吹送流 ,  自転 ,  海面 ,  傾斜 ,  状態 ,  時間依存性 ,  圧力勾配 ,  海水密度 ,  運動方程式 ,  粘度 ,  Coriolisの力 ,  輸送 ,  潮流 ,  風 ,  潮汐 ,  鉛直分布 ,  *周期変化 ,  予測技法
準シソーラス用語： *傾斜流 ,  体積輸送量 ,  地球自転 ,  定常状態

分類 (1件)： 海洋の構造・力学・循環  (DC06030G)

タイトルに関連する用語 (3件)： 発達過程 ,  地衡流 ,  近似