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J-GLOBAL ID:201802221517120626   整理番号:18A1380980

治療siRNAの設計と送達:MERS-コロナウイルスへの応用【JST・京大機械翻訳】

Design and Delivery of Therapeutic siRNAs: Application to MERS-Coronavirus
著者 (5件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 62-77  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3612A  ISSN: 1381-6128  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 不明 (ARE)  言語: 英語 (EN)
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【背景】MERS-CoVは,2012年4月から呼吸器症候群を引き起こす新しいヒトコロナウイルスである。MERS-CoVの複製はORF1abにより仲介され,ウイルス遺伝子活性はRNAiアプローチにより調節できる。ウイルス複製の阻害は,RNAiアプローチにより複数のウイルスに対する細胞培養で報告されている。現在,MERS-CoVに対する非常に少ないsiRNAが計算的に設計され,公表されている。【方法】本レビューにおいて,著者らは潜在的siRNAの計算設計とデリバリーを議論した。siRNAの標的部位,特異性,長さとヌクレオチド含有量,潜在的なオフターゲット部位の除去,毒性と免疫原性応答のような多くの因子を考慮することにより,望ましい遺伝子をサイレンシングするために,潜在的siRNAを設計することができる。標的細胞へのsiRNAの効率的なデリバリーは,酵素的分解や腎臓系を通した迅速なクリアランスのような多くの課題に直面している。siRNAはトランスフェクション,エレクトロポレーションおよびウイルス遺伝子導入を用いて送達できる。現在,siRNAデリバリーは脂質ナノ粒子,無機ナノ粒子および高分子ナノ粒子のような先進ナノテクノロジーを用いることにより改善されている。結論:siRNAに基づく治療法の有効性は,多くのウイルス疾患に対するだけでなく,非ウイルス性疾患,癌,優性遺伝疾患および自己免疫疾患に対しても使用されている。この革新的な技術は,高効率で標的化された疾患治療の設計および開発に向けて研究者,学界および医薬品産業を引き付けている。この技術を用いることにより,効果的で潜在的なsiRNAを設計し,送達することができ,毒性効果と免疫原性応答によるそれらの有効性をMERS-CoVに対して試験することができる。Copyright 2018 Bentham Science Publishers All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  遺伝子操作  ,  ウイルスの生理一般 

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