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J-GLOBAL ID:201802221558906442   整理番号:18A1153416

原発性ネフローゼ症候群患者における血清アポリポ蛋白質Mレベルを含む脂質代謝の特徴【JST・京大機械翻訳】

Characteristics of lipid metabolism including serum apolipoprotein M levels in patients with primary nephrotic syndrome
著者 (9件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 167  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7391A  ISSN: 1476-511X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】アポリポ蛋白質M(apoM)は,ヒト肝臓実質細胞および腎臓近位尿細管上皮細胞のような特異的細胞型で主に発現する26kdのアポリポ蛋白質である。アポMはプレβ-HDLの形成と逆コレステロール輸送を調節し,脂質とリポ蛋白質の代謝に重要な役割を果たし,脂質代謝障害の発生に影響することを意味する。高脂血症患者において有意に上昇した血清アポMレベルが検出された。しかしながら,アポMがしばしば高脂血症を伴う原発性ネフローゼ症候群(PNS)で発現されることを示した研究はほとんどなく,その基礎となる機構はほとんど理解されていない。本研究は,PNS患者におけるアポMレベルを調べ,これらの患者における血清アポMレベルに及ぼすPNSの影響を測定することを目的とした。【方法】高脂血症患者(n=37),高脂血症群のPNS(n=62),高脂血症群のないPNS(n=33)および健常対照者(n=73)を対象とした。年齢とボディマスインデックス(BMI)は参加者群間で一致した。それらの血清アポM濃度を,酵素結合免疫吸着検定法によって測定した。従来の脂質と腎機能指標の血清レベルを自動生化学分析器を用いて評価した。データをピアソンの相関係数(連続変数)またはStudentのt検定(平均差)によって分析した。結果:平均血清アポM濃度は,健常対照者(31.6±18.92mg/L)より高脂血症群(61.1±23.2mg/L,P=0.004)で高かった。血清アポM濃度は,高脂血症群(25.1±16.31mg/L,P=0.007)を有するPNSおよび高脂血症群のないPNS(21.00±17.62mg/L,P=0.003)において,健常対照者より低かった。高脂血症群によるPNSにおける血清アポM濃度は,高脂血症群のないPNSにおけるそれらと有意に異ならなかった(P=0.083)。さらに,血清アポMレベルは血清高密度リポ蛋白質コレステロール(HDL-C)およびアポA1レベルと正に相関し,PNS患者における蛋白尿と負に相関した(r=0.458,P=0.003;r=0.254,P=0.022;r=-0.414,P=0.028)。結論:血清アポM濃度は,健常対照より高脂血症患者で高い。PNS患者における低い血清アポMレベルは,PNSによって引き起こされる可能性がある。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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代謝異常・栄養性疾患一般 
引用文献 (28件):
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