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J-GLOBAL ID:201802221703606759   整理番号:18A1237129

高山草原の植物の多様性とバイオマスに及ぼすクチグロナキウサギ撹乱レベルの影響

Effects of plateau pika disturbance levels on the plant diversity and biomass of an alpine meadow
著者 (2件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 159-166  発行年: 2018年07月 
JST資料番号: W1438A  ISSN: 1744-6961  CODEN: GRSCFG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オーストラリア (AUS)  言語: 英語 (EN)
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クチグロナキウサギ(Ochotona curzoniae)は高山草原の植物の多様性とバイオマスに影響することが知られており,害獣と見なされている。本種は,青海省-チベット高原において明確な目標密度なしに広範な管理を受けている。著者らは,植物構成,種の多様性およびバイオマスに及ぼす種々のクチグロナキウサギ撹乱レベルの影響を調べた。使用されている巣穴密度を,撹乱レベルI,II,IIIおよびIVの指標(625m2当たりの使用されている巣穴数8,19,27および39に相当)として用いた。植物群落組成は,種々の撹乱レベルで異なることを見出した。植物の代替は,優占植物よりも主に関連植物に関連していた。クチグロナキウサギ撹乱レベルの増加とともに,植物被は減少し,草丈は最初に増加し,その後に減少した。植物均一性指数はレベルIIとIIIの撹乱条件においてより高く,一方,植物多様性指数と植物豊度指数はレベルIVの撹乱条件において最も高かった。撹乱レベルは全植物バイオマスに影響しなかったが,中間撹乱レベル(IIとIII)は味の良い植物バイオマスを増加させた。全植物バイオマスは,主に味の良くない植物バイオマスに依存していた。全植物バイオマスは,豊度指数と正の相関を示し,均斉度指数と負の相関を示した。味の良い植物バイオマスは均斉度指数と正の相関を示し,豊度指数と負の相関を示した。これらの結果は,中間撹乱レベルは高山草原品質を高めることから家畜生産に有益であり,より高い撹乱レベルは青海省-チベット高原の高山草原における植物多様性保全にとってより良いことを意味する。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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飼料作物,草地  ,  植物生態学  ,  異種生物間相互作用 
タイトルに関連する用語 (4件):
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