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J-GLOBAL ID：201802221958185750   整理番号：18A0613381

癌におけるゲノム及び非ゲノムシグナル伝達におけるメディエーター複合体【Powered by NICT】

The mediator complex in genomic and non-genomic signaling in cancer

著者 (2件)： Weber Hannah (Departments of Microbiology and Urology, NYU School of Medicine, 550 First Ave, New York, NY 10012, United States) ,  Garabedian Michael J. (Departments of Microbiology and Urology, NYU School of Medicine, 550 First Ave, New York, NY 10012, United States)
資料名： Steroids  (Steroids)
巻： 133  ページ： 8-14  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0103B  ISSN： 0039-128X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： メディエータは頭部,中間部および尾部モジュールに構造的に分割された保存された多サブユニット高分子機械,一時的に会合キナーゼモジュールを示した。メディエーターは遺伝子発現を活性化と抑制の両方にDNA結合転写因子とRNAポリメラーゼII(PolII)との相互作用により転写調節活性の統合因子として機能する。メディエーターは転写の複数の段階に影響を及ぼすことが示されているが,エンハンサーとプロモーター間のクロマチンルーピング,開始前複合体形成,転写伸長,mRNAスプライシングを含んでいた。個々のメディエーターサブユニットは,エストロゲン及びアンドロゲン受容体による遺伝子発現の調節に関与し,数内分泌癌,乳癌および前立腺癌で変化させた。ゲノムシグナル伝達におけるその役割に加えて,MED12はと相互作用し,細胞質におけるTGF-β受容体2を活性化することにより非ゲノムシグナル伝達に関与している。最近の構造研究は,メディエーターPol II複合体の広範なドメイン間相互作用と複雑な構造を明らかにした,メディエーターである細胞要求に適合させるためにその立体配座と組成を再構成できることを示唆した。は種々の癌で生じるメディエーターサブユニット発現の変化は,メディエーターの組織化と機能に影響を与え,悪性腫瘍の増殖を促進する遺伝子発現の変化をもたらすことを提案した。癌におけるMediatorの役割のより良い理解は,メディエータ依存性内分泌癌の診断と治療,特に治療抵抗性の設定におけるへの新しいアプローチを明らかにすることができた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 立体配座 ,  乳房腫瘍 ,  内分泌 ,  プロモーター領域 ,  *ゲノム ,  サブユニット ,  *複合体 ,  前立腺腫瘍 ,  アンドロゲン受容体 ,  遺伝子発現 ,  相互作用 ,  TGFβ ,  細胞質 ,  RNAポリメラーゼII
準シソーラス用語： 転写調節 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： メディエーター ,  エストロゲン受容体 ,  アンドロゲン受容体 ,  癌

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  性ホルモン  (EB08050O)

タイトルに関連する用語 (4件)： 癌 ,  ゲノム ,  シグナル伝達 ,  メディエーター複合体