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J-GLOBAL ID:201802221974036907   整理番号:18A1493682

鈴鹿山系における登山道標識の現状と統一化へ向けた課題

Current Situation for the Standardization of Signposts in the Suzuka Mountains, Central Japan
著者 (3件):
資料名:
巻: 100  号:ページ: 81-89(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F0858A  ISSN: 1349-8509  CODEN: NSGICL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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滋賀・三重両県にまたがる鈴鹿山系の主要19山体40コースの登山道で標識の意匠と配置を調査し,新たに考案した連続性の評価指標などを用いて多変量解析を行って標識意匠の不統一の現状を明らかにし,その発生要因を考察した。不統一の程度は様々であるが,一つの支配的な意匠の標識に混じって様々な団体や個人が設置した独自の意匠の標識がある場合,支配的な意匠の標識がコース途中で代わる場合,意匠が統一されていた標識群の間に新たに別の統一された意匠の標識が追加された場合などもあった。特に人気が高く登山客の多い山体の方がより多くの種類の登山道標識を見ることができた。同じ山体内においては同じ意匠が支配的となることが多いが,登山者が行き来することが比較的多いと考えられる同一山域内の隣接した山体においても,全く異なった系列の標識へと急激に変化することがあった。多くの場合,その境界は地方公共団体の境や地権者の境であった。また,古い標識を撤去せずに新しい標識を立てたため同一地点に同じ内容の標識が乱立している状況もあった。国内他地域やスイスの標識統一化事例も踏まえ,今後のあり方を提言した。(著者抄録)
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分類 (1件):
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林業政策 
引用文献 (22件):
  • 布川欣一 (2015) 明快日本登山史.山と渓谷社
  • 池上晴輝・谷島晋晃・新井貴之・真田隆法・佐野 充 (2008) 富士山における標識の実態分析.富士山学会発表要旨集 6: 6-7
  • 環境省 (2017) 第三部施設別技術指針 第7章公共標識(サイン類).(自然公園等施設技術指針.環境省,環境省)https://www.env.go.jp/nature/park/tech_standards/attach/02-guide/11_3-7.pdf (参照 2017-3-22)
  • 警察庁 (2015) 平成26年における山岳遭難の概況.https://www.npa.go.jp/safetylife/chiiki/h26_sangakusounan.pdf (参照2016-1-31)
  • 草川啓三 (2014) 山と高原地図2014御在所・霊仙・伊吹.昭文社
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