抄録/ポイント：
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:T1期周辺型非小細胞肺癌(non-smallcelllungcancer,NSCLC)患者の縦隔リンパ節転移の規則を検討し、さらに臨床リンパ節郭清方式の指導を行う。【方法】2012年1月から2016年3月まで,T1期のNSCLC患者276例の臨床データを遡及的に分析した。すべての患者に系統的なリンパ節郭清を行い、リンパ節郭清の個数と転移の個数を統計し、縦隔リンパ節転移の規則及び肺癌の病理タイプ、大きさ、原発部位及び分化程度の相関性を分析した。結果:276例の肺癌患者の中に、リンパ節が4968個、平均(4.4±1.7)の群が切除され、そのうち145個のリンパ節が転移し、転移率は2.92%であった。58例の患者に縦隔リンパ節転移があり、転移率は21.01%で、その中に区域性リンパ節転移は55例で、縦隔リンパ節転移の94.83%を占めた。扁平上皮癌の縦隔リンパ節転移率は18.92%で,腺癌患者の縦隔リンパ節転移率は22.83%であった(x2=0.474,P>0.05)。右肺癌縦隔リンパ節転移率と左肺癌比較、上肺癌縦隔リンパ節転移率と下肺癌を比較すると、いずれも統計学的有意差がない(x2=1.904、P>0.05;x2=0.099、P>0.05)。縦隔リンパ節転移率は,Tステージの増加に伴って増加した。腫瘍がT1a期の時に縦隔リンパ節転移を認めず、T1b期高分化扁平上皮癌患者にも縦隔リンパ節転移を認めなかった。高、中、低分化癌患者の縦隔リンパ節転移率はそれぞれ10.10%、25.49%、29.33%であり、縦隔リンパ節転移率に統計学的有意差があった(x2=10.14、P<0.05)。結論:T1期周辺型肺癌縦隔リンパ節転移は腫瘍の大きさと分化程度と関係があり、多くは区域性転移の法則に従い、領域リンパ節転移の発生率は低い。T1a期肺癌とT1b期高分化扁平上皮癌患者の縦隔リンパ節転移率は比較的低かった。縦隔リンパ節の転移規則により、術中にリンパ節の清掃を適当に拡大できる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
