文献
J-GLOBAL ID:201802222079618722   整理番号:18A1867702

インフルエンザウイルス複製は細胞の温度を上昇させる【JST・京大機械翻訳】

Influenza virus replication raises the temperature of cells
著者 (9件):
資料名:
巻: 257  ページ: 94-101  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0381D  ISSN: 0168-1702  CODEN: VIREDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
インフルエンザウイルスは血球凝集素(HA)を介して細胞膜上にシアル酸を結合させることにより細胞に侵入し,ゲノム複製と転写が核内で行われ,子孫ウイルスを産生する。インフルエンザウイルスの増殖には,ヌクレオチドやアミノ酸などの代謝産物や,そのゲノムや蛋白質を合成するための細胞機械が必要であり,ウイルス粒子を産生する。インフルエンザウイルス感染は,大量のエネルギーを消費または生成する細胞におけるいくつかの代謝系の開始を強制する。したがって,ゲノム複製と転写の両方に関与するウイルス増殖過程は,多数のヌクレオチドを必要とすると考えられている。ヌクレオチドの高レベル消費は大量のエネルギーを発生させ,そのいくつかは熱に変換され,この熱は細胞の温度を上昇させる可能性がある。この問題を解決するために,著者らはローダミンB蛍光に基づくツールを調製し,それを用いてインフルエンザウイルス感染および非感染細胞の温度を測定した。結果は,インフルエンザウイルス増殖が細胞の温度を約4°C~5°C上昇させ,細胞のATPレベルが感染後3時間で減少し,ミトコンドリア膜電位が増殖レベルと共に減少することを示した。従って,インフルエンザウイルス感染時の細胞温度の上昇は短期間にわたるATPの大量消費によると思われる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ウイルス感染の生理と病原性 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る