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J-GLOBAL ID：201802222124616807   整理番号：18A1111069

全ゲノム配列決定によるヒト生殖細胞変異原の発見:パワー計算からの洞察はファミリー間変動性の制御の重要性を明らかにする【JST・京大機械翻訳】

Discovering human germ cell mutagens with whole genome sequencing: Insights from power calculations reveal the importance of controlling for between-family variability

著者 (4件)： Webster R.J. (Environmental Health Science and Research Bureau, Health Canada, Ottawa, ON, K1A 0K9, Canada) ,  Williams A. (Environmental Health Science and Research Bureau, Health Canada, Ottawa, ON, K1A 0K9, Canada) ,  Marchetti F. (Environmental Health Science and Research Bureau, Health Canada, Ottawa, ON, K1A 0K9, Canada) ,  Yauk C.L. (Environmental Health Science and Research Bureau, Health Canada, Ottawa, ON, K1A 0K9, Canada)
資料名： Mutation Research. Genetic Toxicology and Environmental Mutagenesis  (Mutation Research. Genetic Toxicology and Environmental Mutagenesis)
巻： 831  ページ： 24-32  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2380A  ISSN： 1383-5718  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生殖細胞の突然変異は,子孫への潜在的な遺伝的リスクをもたらす。しかしながら,de novo変異はゲノム全体に広がる稀なイベントであり,検出が困難である。このように,この領域における研究は一般的に不足しており,ヒト生殖細胞変異原は同定されていない。これらの技術的および統計的挑戦を克服するためのアプローチとして,人間の家系の全ゲノム配列(WGS)が提案されている。WGSは,従来のアプローチよりはるかに広いゲノム幅の分析を可能にする。ここでは,生殖細胞突然変異体を同定するために,ヒト家族においてWGSを使用する可能性を決定するために,パワー分析を行った。異なる統計モデルを,電力分析(ANOVAと1人家族に対する多重回帰)と,家族当たり2人から4人の同胞間の混合効果モデルサンプリングにおいて比較した。仮定は,変異ごとの年齢効果のような既存の文献からのパラメータに基づいて行った。過去に発生した曝露による一定の影響と曝露が継続している蓄積効果の2つのシナリオを調べた。著者らの分析は,変異ごとの年齢効果の家族間変動をモデル化することの重要性を明らかにした。統計的電力は,家族から家族への変動を説明するモデルにより改善された。著者らのパワー分析は,突然変異の増加がそれぞれ40から10%の範囲にあるとき,処理グループ当たり4-28の4同胞家族で十分な統計的パワーが得られることを示唆する。混合効果モデルを用いたファミリー変動のモデリングは,多重回帰アプローチと比較してサンプルサイズの減少を提供した。環境曝露と父性年齢の間の相互作用効果を検出するためには,より大きなサンプルサイズが必要であった。これらの知見は,この分野における将来の研究のために,電力を改善し,シーケンスコストを低減するための研究設計と統計的モデリングアプローチを形成する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 家系 ,  *生殖細胞 ,  *ゲノム ,  電力 ,  モデリング ,  父親 ,  突然変異 ,  多重回帰分析 ,  *ヒト ,  分散分析 ,  統計模型 ,  *変異
準シソーラス用語： 同胞 ,  *生殖細胞系突然変異 ,  *ゲノム配列 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： de novo変異 ,  遺伝的変異 ,  次世代シークエンシング ,  環境曝露 ,  生殖細胞 ,  遺伝毒性学 ,  統計的電力解析

分類 (3件)： 化学物質の毒性一般  (GZ02010C) ,  遺伝的変異  (EC01030Y) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J)

タイトルに関連する用語 (11件)： ゲノム配列 ,  ヒト ,  生殖細胞 ,  変異原 ,  発見 ,  パワー ,  計算 ,  洞察 ,  ファミリー ,  変動性 ,  重要性