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J-GLOBAL ID：201802222184395078   整理番号：18A0324558

Chaparrastique火山(エルサルバドル)の2013年噴火:マグマ貯蔵,混合,と減圧の影響【Powered by NICT】

The 2013 eruption of Chaparrastique volcano (El Salvador): Effects of magma storage, mixing, and decompression

著者 (9件)： Scarlato Piergiorgio (Istituto Nazionale di Geofisica e Vulcanologia, Via di Vigna Murata 605, 00143 Rome, Italy) ,  Mollo Silvio (Istituto Nazionale di Geofisica e Vulcanologia, Via di Vigna Murata 605, 00143 Rome, Italy) ,  Mollo Silvio (Dipartimento di Scienze della Terra, Sapienza-Universita di Roma, P.le Aldo Moro 5, 00185 Roma, Italy) ,  Del Bello Elisabetta (Istituto Nazionale di Geofisica e Vulcanologia, Via di Vigna Murata 605, 00143 Rome, Italy) ,  von Quadt Albrecht (Department of Earth Sciences, Institute of Geochemistry and Petrology, ETH, 8092 Zurich, Switzerland) ,  Brown Richard J. (Department of Earth Sciences, Durham University, Science Site, DH1 3LE, UK) ,  Gutierrez Eduardo (Observatorio ambiental, Ministerio de Medio Ambiente y Recursos Naturales, El Salvador) ,  Martinez-Hackert Bettina (SUNY Buffalo State, Department of Earth Sciences and Science Education, Buffalo, USA,) ,  Papale Paolo (Istituto Nazionale di Geofisica e Vulcanologia, Via di Vigna Murata 605, 00143 Rome, Italy)
資料名： Chemical Geology  (Chemical Geology)
巻： 448  ページ： 110-122  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0081A  ISSN： 0009-2541  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2013年12月29日について,不活性の12年後Chaparrastique火山(エルサルバドル)で発生した分離したブルカノ型噴火。皮疹はVEI2として分類し,~9kmの最大高さと火山灰プルームを生成した。噴出物からの斑晶からのテクスチャおよび組成データは,火山活動の再弱化の原因となるマグマ過程を解明するためにバルク岩石からの地球化学的および同位体情報と統合した。斑晶は,高Mgチタン磁鉄鉱をホストするFoリッチポイキリチックかんらん石と低Mgチタン磁鉄鉱と共存するFo不良かんらん石から構成されている。鉱物溶融平衡を高(1130 1150°C)間の混合,玄武岩質マグマ弧系における下部地殻の典型的なfO_2(NNOバッファー)と低温(1060 1080°C),浅く,より酸化された地殻貯留層で一般的に遭遇するfO_2(NNO+1緩衝液)と玄武岩質安山岩質マグマによる明確な斑晶集団の起源を示唆した。斜方輝石と単斜輝石間のFe-Mg交換に基づく温度圧力計は相対的低P(150 250MPa)と低温(1000 1050°C)における噴火前結晶化を制約する。二つの化学的に異なるマグマの混合はまた,再吸収されたナトリウムコアを持つ逆累帯した斜長石斑晶の発生とふるい集合組織化した石灰質マントルの再成長により証明された。逆に,斜長石リムは表面への急速なマグマ上昇により駆動された減圧速度(10~ 3 MPa/s)に非平衡組成を示す(0.03m/s)。主要および微量元素モデリングはバルク岩石変動を制御する主要なメカニズムとして分別結晶作用を排除するが,地球化学的データは,原始的玄武岩および分化した玄武岩質安山岩の代表的な二つの端成分間の混合傾向に沿って整列する。微量元素と同位体データは,火成活動の一次源は,交代流体のフラックスおよび/または沈み込んだスラブによって形成された溶融物の寄与と濃縮MORBマントルであることを示した。半遠洋性堆積物からの炭酸塩起源とスラブメルトのスラブ流体入力が果たす役割は最小であると思われる。地殻岩石によるマグマの同化/汚染プロセスは無視できる。対照的に,マグマの地球化学的特徴は,海底堆積物と変化した玄武岩質地殻の進行性脱水により広く生産されたスラブでもたらされた液性流体に大きく影響される。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： かんらん石 ,  マントル ,  斑晶 ,  玄武岩 ,  モデリング ,  同位体 ,  メルト ,  *火山 ,  安山岩 ,  斜長石 ,  地殻 ,  マグネシウム ,  *噴火活動 ,  地球化学 ,  微量元素

著者キーワード (4件)： Chaparrastique火山 ,  中央アメリカ火山弧 ,  マグマ混合 ,  マグマ減圧

分類 (1件)： 岩石圏の地球化学一般  (DD01041C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 火山 ,  エルサルバドル ,  噴火 ,  マグマ ,  貯蔵 ,  減圧