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J-GLOBAL ID:201802222245775498   整理番号:18A0975351

シナプス可塑性の年齢依存性変化はマウス海馬におけるタウのオリゴマー化を増強する【JST・京大機械翻訳】

Age-dependent changes in synaptic plasticity enhance tau oligomerization in the mouse hippocampus
著者 (4件):
資料名:
巻:号:ページ: 67  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7296A  ISSN: 2051-5960  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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リン酸化タウの凝集機構は,凝集が起こる機構がまだ不明であるが,アルツハイマー病を含むタウオパシーの重要な治療標的である。タウのリン酸化過程はシナプスの長期的抑制(LTD)を伴うAMPA受容体の輸送に関与するので,成体及び老化野生型マウスにおける病理学的タウ凝集体の形成に及ぼすLTD誘導低周波刺激(LFS)の影響を調べた。著者らの生化学的分析は,LFSが野生型マウスにおいて成熟した海馬においてサルコシル不溶性(SI)タウオリゴマーの形成をもたらすが,成体海馬においては誘導しないことを示した。並行して,電気生理学的実験により,老化時のLTDに対するオートファジー-リソソーム経路(ALP)の寄与の増加を示したが,研究したLFS誘導LTDの他の性質は変化しなかった。したがって,LTDカスケードへのALPの寄与の増加は,LFSから生じるタウオリゴマーの年齢依存性形成に関与すると予想される。オートファゴソーム形成の指標であるLC3比の分析により,LFSはI型LC3と比較して老齢海馬において開裂したLC3(II型)を増加させることを示し,LTDに伴うALPの増強を示唆した。オートファゴソーム形成の薬理学的阻害は,タウのLFS誘導オリゴマ化を抑制した。ALPにおけるリソソーム機能の予防は,LFSによるタウオリゴマーの形成を増強した。これらの結果は,タウのLFS誘導オリゴマ化に対するオートファゴソームの重要性を示唆し,その年齢依存性の理由を示唆する。興味深いことに,リソソーム障害は,過リン酸化タウから成る凝集体の線維型の形成を促進した。LTD-ALPカスケードは老化ニューロンにおけるタウの病理学的凝集体の供給者の一つとして潜在的に作用する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
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中枢神経系 
引用文献 (54件):
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