抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】慢性心不全患者(CHF)における血漿D-ダイマー(D-D),B型ナトリウム利尿ペプチド(BNP),シスタチンC(CysC),ホモシステイン(Hcy)および高感度C反応性蛋白質(hs-CRP)の変動と予後評価の価値を調査する。【方法】2015年10月2017年6月に入院した慢性心不全患者78名をCHF群とし,NYHA分類法によりCHF患者31名,心機能III級患者26名,心機能IV級患者21名とした。また、当病院の健康診断者50例を正常対照群とし、すべての被験者の治療前後の血漿D-ダイマー、BNP、CysC、Hcy及びhs-CRPのレベルを測定し、結果を統計分析した。結果:CHF群の治療前の血漿D-ダイマー、BNP、CysC、Hcy及びhs-CRPの結果はいずれも正常対照群より高く、しかも統計学的有意差があった(P<0.05)。心臓機能II級、IV級CHF患者の血漿D-ダイマー、BNP、CYSC、Hcy及びhs-CRPの結果、心不全の重症度の増加に伴い、そのレベルは上昇傾向を示し、群間両比較に統計学的有意差があった(P<0.05)。CHFグループ患者の治療後の血漿D-ダイマー、BNP、CysC、Hcy及びhs-CRPレベルは顕著に低下し、治療前と比べ、有意差が認められた(P<0.01)。血漿D-ダイマー、BNP、CYSC、Hcy及びhs-CRPの連合検査によるCHF診断の感度、特異性は単項目検査より明らかに高い。結論:血漿D-ダイマー、BNP、CysC、Hcy及びhs-CRPのレベルはCHF治療の前後に著しく変化し、CHFの診断と心機能の等級分けに使用でき、連合検査はCHFの診断と治療と予後の評価に重要な臨床価値を持つ。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】