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J-GLOBAL ID：201802222544147805   整理番号：18A1299608

タングステン合金鋼における水素誘起機械的劣化【JST・京大機械翻訳】

Hydrogen induced mechanical degradation in tungsten alloyed steels

著者 (3件)： Depover Tom (Department of Materials, Textiles and Chemical Engineering, Ghent University (UGent), Technologiepark 903, B-9052 Ghent, Belgium) ,  Van den Eeckhout Emilie (Department of Materials, Textiles and Chemical Engineering, Ghent University (UGent), Technologiepark 903, B-9052 Ghent, Belgium) ,  Verbeken Kim (Department of Materials, Textiles and Chemical Engineering, Ghent University (UGent), Technologiepark 903, B-9052 Ghent, Belgium)
資料名： Materials Characterization  (Materials Characterization)
巻： 136  ページ： 84-93  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0448C  ISSN： 1044-5803  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,一般的なFe-C-W合金の機械的性質に及ぼす水素の影響を考察した。マルテンサイト微細構造と2つの条件を目的とした熱処理を比較した。すなわち,急冷状態と,より低い転位密度を有する焼入れおよび焼戻し状態,および焼戻中に形成されたW基炭化物を有する。水素誘起機械的劣化をその場引張試験により評価し,一方,熱脱着分光法,高温/溶融抽出及び透過実験を行い,観察した水素脆化度を理解した。水素誘起延性損失は,より高密度のマルテンサイトラス境界によりトラップされたより高い量の水素により,炭素含有量の増加と共に増加した。さらに,焼入れおよび焼戻し条件は水素に対してより低い感受性を示した。これは,転位密度の低下により焼戻された時の水素含有量の減少と,焼戻誘起W_2C粒子が水素をトラップしないという事実に関連している。さらに,この解釈に対する対応する観察は,透過実験によって認識され,一方,拡散係数は,合金A→B→Cのトラッピング能力の増加により,炭素含有量とともに減少し,一方,拡散係数は,焼戻を適用したときに増加し,そしてそれは,効率的なトラッピングによって,水素拡散を妨げるために,転位密度の減少および炭化物の障害に結びついた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 感受性 ,  炭化物 ,  延性 ,  急冷 ,  焼入 ,  転位密度 ,  引張試験 ,  *水素 ,  拡散係数 ,  高温 ,  焼戻 ,  マルテンサイト ,  微細構造 ,  *鋼
準シソーラス用語： 水素拡散 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 水素脆化 ,  水素捕獲 ,  W_2C ,  水素拡散率 ,  現場引張試験 ,  熱脱着分光法

分類 (1件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (3件)： タングステン合金 ,  水素 ,  誘起