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J-GLOBAL ID：201802222577430811   整理番号：18A0858085

水素結合ナノリングとの協同的クランプ相互作用によるカーボンナノチューブの可逆的分散と放出【JST・京大機械翻訳】

Reversible dispersion and release of carbon nanotubes via cooperative clamping interactions with hydrogen-bonded nanorings

著者 (8件)： Chamorro Raquel (Organic Chemistry Department, Universidad Autonoma de Madrid, 28049 Madrid, Spain. [e-mail]) ,  de Juan-Fernandez Leire ,  Nieto-Ortega Belen ,  Mayoral Maria J. ,  Casado Santiago ,  Ruiz-Gonzalez Luisa ,  Perez Emilio M. ,  Gonzalez-Rodriguez David
資料名： Chemical Science (Web)  (Chemical Science (Web))
巻： 9  号： 17  ページ： 4176-4184  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7042A  ISSN： 2041-6539  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： それらの優れた電子的および機械的性質のために,単層カーボンナノチューブ(SWCNTs)は,将来のオプトエレクトロニクスデバイスおよび複合材料の世代のための有望なナノ材料である。しかしながら,それらの不十分な溶解度は,高純度SWCNT試料の溶液処理を要求する多くの技術におけるそれらの応用を制限する。いくつかの非共有機能化アプローチは,SWCNTを異なる媒体に抽出することにおけるそれらの有用性を実証したが,それらの多くは短寿命の分散を生成し,最終的には分散剤による汚染を受ける。ここでは,協調的なクランププロセスに依存する前例のない戦略を紹介した。Watson-Crick塩基対形成によりナノリングで自己集合できるジヌクレオシド単量体と混合(6,5)SWCNTを混合すると,相乗的関係が確立された。一方では,H結合環はチューブ側壁を包むことによりSWCNTと密接に会合することができ,広い濃度範囲にわたる高い光学的品質の長時間持続性SWCNT分散の効率的なSWCNT脱束と生産を可能にした。他方,ナノリング安定性はSWCNTの存在下で強化され,これはリング空洞に適したゲストであり,多重協同非共有相互作用の確立に寄与する。これらの可逆的相互作用の阻害は,例えば水素結合に対する競合溶媒の添加により,分散剤の痕跡なしで元のナノ材料を回収するための簡単で効果的な方法であることが証明された。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 品質 ,  単量体 ,  媒質 ,  分散剤 ,  自己集合 ,  複合材料 ,  *クランプ ,  *水素結合 ,  ナノ材料 ,  機械的性質 ,  *相互作用 ,  溶解度 ,  単層カーボンナノチューブ
準シソーラス用語： 溶液処理 ,  *ナノリング , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (7件)： 水素結合 ,  ナノリング ,  協同 ,  クランプ ,  相互作用 ,  カーボンナノチューブ ,  放出