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J-GLOBAL ID:201802222579719266   整理番号:18A0349065

腸マクロファージの抗炎症性機能におけるケモカイン受容体CX3CR1の必須的役割【Powered by NICT】

Non-redundant role of the chemokine receptor CX3CR1 in the anti-inflammatory function of gut macrophages
著者 (6件):
資料名:
巻: 222  号:ページ: 463-472  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1632A  ISSN: 0171-2985  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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腸レベルでの粘膜免疫は,外部食品と微生物抗原の存在下で一定であり,異常な炎症の上昇を避けるために厳格な制御の基で維持されなければならない。先天性免疫の細胞の中で,ケモカイン受容体CX3CR1を発現するマクロファージは戦略的に腸上皮障壁近くに位置している。これらの細胞は抗炎症性サイトカインIL-10を産生することによりホメオスタシスの維持に寄与するが,完全な細胞炎症と組織損傷の制御におけるそれらの役割は議論の余地がある。本研究では,デキストラン硫酸ナトリウム(DSS)誘導急性大腸炎のモデルにおけるCX3CR1受容体の発現のための保有株及び欠損マウスを調べた。KOマウス(CX3CR1~GFP/GFP)はマクロファージとCD4~-Th17リンパ球の拡大に伴い,結腸組織と白血球浸潤の組織学的検査の両方で,WTマウス(CX3CR1~GFP/+)と比較してより重篤な疾患を有することを見出した。いくつかの炎症性メディエータ(IL 1β, IL 6, IFNγ, iNOS)の発現もKOマウスでアップレギュレートされ,高いIL-10産生にもかかわらずであった。全体として,著者らの研究は,機能的CX3CR1受容体を発現しているマクロファージは組織損傷につながる可能性のある異常腸炎症を制御するのに重要な,非冗長的役割を持つことを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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サイトカイン  ,  免疫反応一般 

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