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J-GLOBAL ID:201802222631665876   整理番号:18A0628062

北東部地中海における環境勾配に沿った沿岸域の仔魚群集の年内変動パターン

Intra-annual patterns of coastal larval fish assemblages along environmental gradients in the northeastern Mediterranean
著者 (7件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 232-245  発行年: 2018年05月 
JST資料番号: W1562A  ISSN: 1054-6006  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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今日まで,東部地中海における仔魚群集(LFA)についてはほとんど知られていない。本研究の目的は,地中海北東部の角に位置する浅い(最大深度100m)半閉鎖湾であるイスケンデルン湾において,物理学的,化学的,生物学的,および気象学的条件の影響に重点を置いたLFAの年内変動を調べることである。本湾は年間を通じて沖合海域の影響下にある。本研究は,2009年11月から2010年10月の12か月間における28定点で実施した魚類プランクトン調査プログラムに基づいた。本研究期間中に,177分類群に属する11411個体の仔魚を採取した。ジャックナイフ法による最大の種の豊富さの推定値は調査海域において225±19であった。仔魚の豊富さ(84種)と豊度(827仔魚/10m2)の最大値は4月の春季ブルームと一致した。ハゼ科魚類は,種の豊富さの9%,全個体の42%を構成し,イスケンデルン湾の魚類プランクトンにおいて優占していた。初冬(11月~1月),晩冬(2月~3月),春(4月~6月),および夏(7月~10月)に4つのLFAが同定された。魚類プランクトンの豊富さ,豊度,および組成の年内変動は,温度とメソ動物プランクトンのバイオマスと有意に相関した。風の条件と温度成層もLFAの組成と有意に相関した。結論として,北東部地中海のイスケンデルン湾においては,物理学的および栄養動態的な条件の影響下でLFAのフェノロジーが形成されていた。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
魚類  ,  個体群生態学  ,  海洋の構造・力学・循環 

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