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J-GLOBAL ID:201802222654342574   整理番号:18A0974472

蛋白質キナーゼC-α(pkcα)は膀胱の尿路上皮細胞癌におけるNF-κ-B p65の核移行を刺激することにより細胞アポトーシスを調節する【JST・京大機械翻訳】

Protein kinase C-α (PKCα) modulates cell apoptosis by stimulating nuclear translocation of NF-kappa-B p65 in urothelial cell carcinoma of the bladder
著者 (6件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 432  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7305A  ISSN: 1471-2407  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:蛋白質キナーゼC(PKC)ファミリーは複数のシグナル伝達過程の中心的調節因子から成り,多くの癌の進行に関与する。核因子Kapa-B(NF-κB)は癌組織で構成的に発現し,種々の腫瘍関連遺伝子の転写を刺激する。本研究は,膀胱癌組織におけるPKCαとNF-κB p65の臨床的意義と,p65核転座の刺激による膀胱癌細胞アポトーシス抵抗性のPKCα誘導の基礎となる機序を調査することを目的とした。【方法】PKCαおよびNF-κBサブユニットp65の発現を,ウェスタンブロット法によって7つの膀胱癌細胞株および免疫染色によって30の膀胱癌組織標本において検出した。免疫蛍光法を実施して,Phorbol12-ミリスタート13-アセタート(PMA)によって誘発されたp65核転座を評価した。PKCα/β選択的阻害剤Go6976,PKC汎阻害剤Sotrastaurin,およびPKC siRNAを用いて,膀胱癌細胞におけるPKC阻害/ノックダウンを行った。ルシフェラーゼレポーターアッセイを行い,NF-κBの活性を測定した。フローサイトメトリーとTUNEL分析を用いて,細胞アポトーシスを評価した。【結果】PKCαとNF-κBの発現は,30の腫瘍組織標本において腫瘍進行と明らかに相関することがわかった。さらに,ピアソンの相関係数分析はPKCαとNF-κB発現の間の正の相関を明らかにした。PKC阻害剤の中で,PKCα/β選択的阻害剤Go6976はPMAによるPKCαとNF-κB活性化の最も有意なブロックをもたらした。NF-κB p65のノックダウンは細胞アポトーシスを顕著に誘導したが,PMAはp65発現を回復させ,p65ノックダウンのみで誘導された細胞アポトーシスを有意に抑制した。【結論】著者らの研究は,PKCαがNF-κB活性化を刺激することによってアポトーシスに対する細胞耐性を調整して,このように膀胱癌の腫瘍形成を促進することを示した。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  遺伝子発現 
引用文献 (26件):
  • CA Cancer J Clin; Cancer statistics, 2016; RL Siegel, KD Miller, A Jemal; 66; 1; 2016; 7-30; 10.3322/caac.21332; CR1;
  • Jpn J Clin Oncol; Urologic cancer in China; C Pang, Y Guan, H Li, W Chen, G Zhu; 46; 6; 2016; 497-501; 10.1093/jjco/hyw034; CR2;
  • CA Cancer J Clin; Cancer statistics in China, 2015; W Chen, R Zheng, PD Baade; 66; 2; 2016; 115-132; 10.3322/caac.21338; CR3;
  • Urol Oncol; World urologic oncology federation bladder cancer prevention program: a global initiative; L Klotz, MA Brausi; 33; 1; 2015; 25-29; 10.1016/j.urolonc.2014.07.017; CR4;
  • ScientificWorldJournal; Natural history, recurrence, and progression in superficial bladder cancer; RJ Sylvester; 6; 2006; 2617-2625; 10.1100/tsw.2006.404; CR5;
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