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J-GLOBAL ID：201802222803714184   整理番号：18A1903630

NURDサブユニットMTA1は癌細胞におけるDNA非相同末端結合Ku複合体と相互作用する【JST・京大機械翻訳】

NuRD subunit MTA1 interacts with the DNA non-homologous end joining Ku complex in cancer cells

著者 (7件)： Liu Jian (Medical Research Center, Beijing Chao-Yang Hospital, Capital Medical University, Beijing, 100020, China) ,  Liu Qun ,  Wang Haijuan ,  Li Chunxiao ,  Wen Tao ,  An Guangyu ,  Qian Haili
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 8  号： 61  ページ： 35218-35225  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 転移関連抗原1(MTA1)は,DNA修飾と遺伝子発現を仲介するクロマチン修飾因子である。Ku70/Ku80複合体はDNA損傷応答に必須であることが報告されている。MTA1相互作用を調べるために,大腸癌細胞系において2つの特異的MTA1抗体を有するKu70/Ku80複合体を捕獲した。最初に,細胞溶解物における共免疫沈降(co-IP)分析によりMTA1とKu複合体間のin vitro相互作用を検証し,相互作用が主に核で起こるが,低レベルで細胞質に存在することを示した。さらに,in vitroでの分析と一致する近接ライゲーション分析(PLA)を用いて,in vivo相互作用を可視化し,確認し,細胞質における核および少数の相互作用プロットの大部分を示した。以前,MTA1が細胞周期中に動的に周期的に分布することを示した。ここでは,蛍光共局在化を介し,MTA1とKu蛋白質が,中間相で核に良く共局在し,前期から後期に同時に移動することを見出した。興味あることに,テロメア期の時点で,MTA1が核に再入ることが報告されたとき,それらは分離され,非同期的に移動した。さらに,in situ PLAを用いて,相互作用が界面と有糸分裂の両方で起こることを可視化した。中間期において,それらは主に核において相互作用したが,有糸分裂の間,それらは染色体の周辺で相互作用した。また,MTA1は癌および正常組織の両方においてKuと良く相関し,それらはUV誘導DNA損傷反応において協調することを示した。まとめると,著者らのデータは核と細胞質の両方におけるMTA1とKu複合体の間の特異的相互作用を明らかにし,全細胞周期を横切っている。したがって,物理的相互作用を介して,細胞における2つの最も基本的な機能単位であるNuRDとKu複合体の間の潜在的な機能的クロストークを提案する。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 細胞質 ,  遺伝子発現 ,  細胞周期 ,  *DNA【核酸】 ,  テロメア ,  *腫瘍細胞 ,  有糸分裂 ,  可視化 ,  in vitro実験 ,  DNA損傷 ,  *複合体 ,  *サブユニット
準シソーラス用語： Ku80 ,  Ku70 ,  *Ku , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (7件)： サブユニット ,  癌細胞 ,  DNA ,  非相同末端結合 ,  Ku ,  複合体 ,  相互作用