文献

J-GLOBAL ID：201802222868397094   整理番号：18A1208557

和周波数発生振動分光法により明らかにされた空気/水界面における不飽和脂肪酸の酸化速度論に及ぼすリボフラビンの影響【JST・京大機械翻訳】

Influence of riboflavin on the oxidation kinetics of unsaturated fatty acids at the air/aqueous interface revealed by sum frequency generation vibrational spectroscopy

著者 (6件)： Ma Yingxue (Beijing National Laboratory for Molecular Sciences, CAS Research/Education Center for Excellence in Molecular Sciences, Institute of Chemistry, Chinese Academy of Sciences, Beijing 100190, China. [e-mail]) ,  Hou Jian ,  Hao Wenying ,  Liu Jianchuan ,  Meng Lingwei ,  Lu Zhou
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 20  号： 25  ページ： 17199-17207  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ビタミンB2として知られている通常の栄養素であるリボフラビンは脂質過酸化の防止において重要な役割を果たすことが知られている。しかしながら,詳細な抗酸化機構,特に生物学的界面における脂質酸化に及ぼすリボフラビンの影響は,まだ十分に研究されていない。本研究では,空気/水界面におけるモノ不飽和cis-11-エイコサセン酸(EA)の酸化速度に及ぼすリボフラビン分子の影響を,和周波数発生振動分光法(SFG-VS)を用いて系統的に調べた。界面EA分子の酸化速度は水性副相中のリボフラビンの存在下で約2~3倍減少することが分かった。さらに,窒素パージガスの保護下でのSFG-VS測定は,より強固に充填され,秩序化された単分子層構造がリボフラビン分子の表面吸着により形成され,C=C結合が気相酸化種に接近しにくくなることを示した。これらの結果は,生体膜の近くのリボフラビンに対する抗酸化機構が必ずしも他の還元剤を含まないことを示唆した。また,それらは生物学的に関連する化学反応における界面分子構造の非常に重要性を示す。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *不飽和脂肪酸 ,  ロバスト性 ,  *界面 ,  窒素 ,  還元剤 ,  *振動分光法 ,  *和周波数発生 ,  酸化防止 ,  脂質過酸化 ,  単分子層 ,  分子構造 ,  栄養素 ,  生体膜 ,  窒素複素環化合物 ,  ビタミンB群 ,  ウレア化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  ポリオール
準シソーラス用語： *酸化速度 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 液-気界面  (CB12020U) ,  非線形光学  (BD05000T)

物質索引 (1件)： リボフラビン

タイトルに関連する用語 (7件)： 和周波数発生 ,  振動分光法 ,  水 ,  界面 ,  不飽和脂肪酸 ,  酸化速度論 ,  リボフラビン