抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
・ECSO設計(電線の太径化設計)により,メガソーラー発電所構内配線で生じる電力損失の低減を図る「現場適用型計算ソフト」を開発。
・メガソーラー発電所の構内配線は,(A)太陽光モジュール相互間,(B)ソーラーパネル~接続箱,(C)接続箱~集電盤,(D)集電盤~パワーコンディショナ(PCS),(E)PCS~変圧盤,(F)変圧盤~変電所,の6区間に分かれ,(A)~(D)までは直流配線,(E),(F)は交流配線となる。直流配線には高圧PV-CQケーブルまたは低圧CVケーブル,交流配線には低圧CVTケーブルまたは高圧CVTケーブルが使用されている。
・本ソフトは,ケーブル,PCS,太陽光発電に関する12項目の緒元を入力することにより,以下の計算が自動的に行われる。(1)使用されるすべてのケーブルでのECSO電流表を表示,(2)AからFまでのケーブルごとにECSOサイズが決定され,その時の総合配線損失率を算出。(3)AからFまでのケーブルごとに,従来サイズ(許容電流に基づき決定されるサイズ)も自動的に決定され,その時の総合配線損失率を算出。(4)従来サイズからECSOサイズへの設計変更に伴う初期コスト増加分を,配線ロス低減効果により回収するのに要する年数,すなわち増加投資額回収年数を算出。