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J-GLOBAL ID:201802223070413744   整理番号:18A0276308

ラットの顎関節におけるトラマドールの抗炎症効果【Powered by NICT】

The anti-inflammatory effect of tramadol in the temporomandibular joint of rats
著者 (11件):
資料名:
巻: 807  ページ: 82-90  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ラットの顎関節(TMJ)に投与した場合トラマドールは侵害受容器感作を防止することができた中枢性鎮痛薬である。トラマドールの末梢抗炎症効果の基礎をなす機構は不明のままである。トラマドール(500μg/TMJ)の内TMJ注入した1.5%ホルマリンまたは1.5%カプサイシンにより誘導された侵害受容反応を阻害し,トラマドールは抗侵害効果を有し,一次侵害受容ニューロン一酸化窒素/環状グアノシン一リン酸シグナル伝達経路の活性化に直接作用することを示唆することを示した。トラマドールもカラジーナン(100μg/TMJ)または5 ヒドロキシトリプタミン(225μg/TMJ)により誘発された侵害応答と共に炎症性サイトカインレベル,白血球移動と血しょう溢出の抑制を阻害した。結論として,これらの結果は,トラマドールの末梢投与は抗侵害受容および抗炎症効果を有することを示した。抗侵害作用は細胞内一酸化窒素/サイクリックグアノシン一リン酸経路の活性化,少なくとも部分的ににより仲介され,オピオイド系から独立である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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消炎薬の基礎研究 
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