抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】視神経損傷(NMOSD)患者における視神経損傷の重症度と予後の間の関連性を調査する。。 Ovo4(AQP4)抗体との関連性を調査する。方法:回顧性分析研究を行った。臨床で確定診断された視力損傷の深刻な50例のNMOSD患者を研究に組み入れた。少なくとも1眼の視力は≦20/200であった。その中、男性は12例、女性は38例;年齢は17~65歳で,平均年齢は(39.86±2.02)歳であった。すべての患者は血清AQP4抗体検査を行い、検査結果により陽性群、陰性群に分けた。2つの群の患者の眼科関連検査,血清抗核抗体(ANA),およびミエリンオリゴデンドロサイト(MOG)抗体の検出と視力の予後を比較した。発症1カ月以内の46例の患者に対してグルココルチコイド治療を行った。患者の治療後の視力を完全回復、部分的回復、不変及び低下の4つの情況に分け、両グループの患者の視力予後を比較分析した。結果:50例の患者において、AQP4抗体陽性(陽性群)は30例で、60%を占めた。AQP4抗体陰性(陰性群)20例、40%を占めた。陰性群と比較して,陽性群は女性であった。男性の割合はより高く、両眼視神経炎(ON)の数はより多く、統計学的有意差が認められた(P=0.004、0.010)。再発性ONは陽性群の患者よりよく見られたが、両群の再発性ONの数は比較し、統計学的有意差が認められなかった(P=0.167)。両群患者の発病年齢、疾患経過、視力損害程度の最低採点及び眼窩MRI異常例の数には、統計学的有意差が認められなかった(P>0.05)。陽性群の24例の患者はANA検査を行い、その中の8例は陽性であった。陰性群の18例の患者はANA検査を行ったが、いずれも陰性であった。2群間のANAの検出結果には有意差が認められた(P=0.030)。陽性群の10例の患者はMOG抗体検査を行ったが、いずれも陰性であった。陰性群の16例の患者はMOG抗体検査を行い、その中の4例は陽性であった。2群間でMOG抗体に有意差はみられなかった(P=0.092)。陽性群において,治療後の視力の完全回復,部分的回復,不変および減少の比率は,それぞれ23.3%,23.3%,0.0%および53.3%であった。陰性群の患者の治療後の視力の完全回復、部分的な回復、不変及び低下の比率はそれぞれ25.0%、30.0%、20.0%、25.0%であった。両群の患者の治療後の視力の完全な回復、部分的な回復例の比較により、統計学的有意差が認められなかった(P=0.163、0.607)。視力の変化、低下の数は比較し、統計学的有意差が認められた(P=0.021、0.048)。結論 AQP4抗体陽性は視力損傷が深刻なNMOSD患者においてよりよく見られ、AQP4抗体陽性者は陰性者より免疫血清学マーカーを合併しやすく、しかも視力予後はより悪い。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】