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J-GLOBAL ID：201802223223027649   整理番号：18A2067423

酸化リン脂質は肝細胞における細胞代謝と脂質滴形成を調節する-非アルコール性脂肪肝疾患との関連【JST・京大機械翻訳】

Oxidized phospholipids regulate cellular metabolism and lipid droplet formation in hepatocytes - Implications for non-alcoholic fatty liver disease

著者 (3件)： Upchurch Clint (University of Virginia, USA) ,  Yeudall Scott (University of Virginia, USA) ,  Leitinger Norbert (University of Virginia, USA)
資料名： Free Radical Biology & Medicine  (Free Radical Biology & Medicine)
巻： 128  号： S1  ページ： S94  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0414C  ISSN： 0891-5849  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)は,心臓代謝症候群の肝臓症状であり,米国の個人の30%まで影響する。NAFLDは,最初に肝脂肪症として存在する慢性疾患であり,非アルコール性脂肪性肝炎,肝線維症および肝不全に進行することができる。肝脂肪症は肝細胞内の脂質負荷の増加により特徴付けられる。これは肝脂質蓄積に寄与すると考えられている肝ミトコンドリア調節障害と相関している。しかしながら,NAFLDにおけるミトコンドリア機能不全を引き起こす因子は不明のままである。以前に,著者らの研究室は,酸化リン脂質(OxPLs)がミトコンドリア機能を調節することを示し,肝臓のNAFLD進行中の酸化ストレスにより蓄積するOxPLsが肝ミトコンドリア機能を調節することにより肝細胞内の脂質滴蓄積を促進するという仮説を試験した。C57BL/6マウスに高フルクトース,パルミチン酸,コレステロール食を12週間与え,肝脂肪症を誘導した。12週間後に食餌を与えたマウスと比較して,脂肪肝における完全長酸化産物と比較して,1-パルミトイル-2-arachidonoyl-sn-glycero-3-ホスホコリン(PAPC)の切断酸化生成物の不均化増加を観察した。4時間のPAPCの切断酸化産物によるAML12マウス肝細胞の処理は,最大および貯蔵酸素消費率の有意な減少をもたらした。さらに,48時間処理は脂質液滴サイズと量の増加をもたらした。切断された酸化生成物の影響と一致して,PAPCの完全長酸化生成物は酸素消費または脂質液滴サイズに有意な影響を示さなかった。これらのデータは,肝臓環境における切断された酸化生成物が,脂肪滴のサイズと量を,肝脂肪症とNAFLDの病因に寄与する可能性のあるミトコンドリア機能を調節することにより調節することを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *肝細胞 ,  *酸化 ,  肝線維症 ,  *脂肪肝 ,  病因 ,  酸素消費 ,  *脂質 ,  酸化ストレス ,  ステロール ,  脂環式アルコール ,  脂肪酸
準シソーラス用語： ミトコンドリア機能 ,  肝ミトコンドリア ,  肝不全 ,  非アルコール性脂肪性肝炎 ,  *非アルコール性脂肪性肝疾患 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 消化器の基礎医学  (GH01020E) ,  代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

物質索引 (2件)： コレステロール ,  パルミチン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： 酸化リン脂質 ,  肝細胞 ,  細胞代謝 ,  脂質滴 ,  調節 ,  非アルコール性脂肪肝疾患