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J-GLOBAL ID：201802223226400328   整理番号：18A2092323

モーションキャプチャシステムを用いたスプーンによる捕食動作の3次元分析

A 3D motion capture-based analysis of food capturing with a spoon

著者 (6件)： 櫻井隆佑 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  林豊彦 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  林豊彦 (新潟大 工) ,  中村由紀 (新潟大 大学院医歯学総合研究科) ,  中島努 (新潟大 大学院医歯学総合研究科) ,  笹川祐輝 (新潟大 大学院医歯学総合研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 118  号： 44(MBE2018 1-6)(Web)  ページ： 7-12 (WEB ONLY)  発行年： 2018年05月12日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 捕食動作とは摂食動作の一部であり,その機能には「食具操作」と「口唇による食物の取り込み」の2つがある。しかし,両者の協調動作であるにもかかわらず,同時測定データに基づいて包括的に調査されることが少なかった。そこで本研究では,身体運動とスプーンボウル部上の口唇圧を同時計測するシステムを構築し,予備実験として,成人がスプーンに入れた食品を自然に摂食する動作を分析した。食品には付着性と流動性の異なるチーズとヨーグルトを用いた。一口量は3g,5g,10gの3種類とした。成人男性8名を用いた実験から,一口量はスプーン挿入量に,食品の性状は捕食時口唇圧に有意に影響するが,両者は捕食中のスプーン姿勢には影響しないことが判明した。(著者抄録)

シソーラス用語： 画像処理システム ,  食器 ,  *動物行動 ,  *画像分析 ,  動画像 ,  圧力 ,  随意運動 ,  同時計測 ,  *摂食 ,  成人 ,  チーズ【食品】 ,  ヨーグルト ,  圧力センサ ,  *顔画像 ,  赤外線 ,  *動作分析 ,  スプーン ,  口唇圧 ,  身体運動 ,  捕食行動
準シソーラス用語： モーションキャプチャシステム ,  三次元動画像 ,  捕食

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (11件)：

• 金子芳洋,“歯科衛生士のための摂食・嚥下リハビリテーション,”pp.48-64,pp.135-160, 医歯薬出版, 東京, 2012.
• 綾野理加, 向井美恵, 金子芳洋,“摂食動作時における口と手の協調運動 -手づかみ食べにおける pick up から口唇での摂りこみまで-,”昭和歯学会誌,vol.17, pp.13-22, 1997.
• 才藤栄一,向井美恵,“摂食・嚥下リハビリテーション,”pp.78-112, 医歯薬出版, 東京, 2009.
• 金子芳洋,“摂食機能に障害のある小児の摂食指導・機能回復,”小児保健研究,vol48, pp.314-320, 1989.
• Kevin Connolly, Mary Dalgleish, “The emergence of Tool-Using Skill in Infancy,” Developmental Psychology, vol.25, no.6, pp.894-912, 1989.

タイトルに関連する用語 (5件)： モーションキャプチャシステム ,  スプーン ,  捕食 ,  3次元 ,  分析