文献

J-GLOBAL ID：201802223227705908   整理番号：18A0890523

ヒスチジン分子のいくつかの安定配座のキラル転移機構と水溶媒和効果【JST・京大機械翻訳】

Chiral transition mechanism and water solvation effect of stable configurations of histidine molecules

著者 (5件)： Wang Zuocheng (白城師范学院 物理学院,吉林 白城,137000) ,  Li Chenjie (白城師范学院 伝媒学院,吉林 白城,137000) ,  Dong Lirong (吉林師范大学 物理学院,吉林 四平,136000) ,  Yan Hongyan (白城師范学院 計算机科学学院,吉林 白城,137000) ,  Tong Hua (白城師范学院 物理学院,吉林 白城,137000)
資料名： Zhejiang Daxue Xuebao. Lixue Ban  (Zhejiang Daxue Xuebao. Lixue Ban)
巻： 45  号： 1  ページ： 103-111,117  発行年： 2018年 
JST資料番号： C3049A  ISSN： 1008-9497  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 密度汎関数理論のB3LYP法、摂動理論のMP2方法及び自己無撞着反応場(SCRF)理論のsmdモデル方法を用いて、ヒスチジン分子の3種類の最も安定な構造のキラル転移のメカニズム及び水の溶媒和効果を研究した。標題反応にはa、b、cの3本のチャンネルがあり、構造型1と2、aはキラル炭素上のプロトンが先にアミノ基を橋渡し、bは水酸基の異性化後、キラル炭素上のプロトンはアミノ基を橋渡し、cはカルボキシル基とアミノ基の連合架橋でプロトンの移動を実現した。構造3、aはプロトンがアミノ基だけを橋渡し、bはプロトンが順次にカルボニル基とアミノ基を橋渡し、cはプロトンが順次カルボキシルとアミノ基を橋渡しする。計算によると、構造1と2の主反応チャンネルはいずれもbであり、律速段階の自由エネルギー障壁はそれぞれ250.8と251.7kJ・mol-1であり、水酸基異性化後のプロトンのキラル炭素からアミノ窒素への遷移の遷移状態である。構造3の主反応経路はaであり、律速段階の自由エネルギー障壁は250.8kJ・mol-1であり、プロトンがキラル炭素からアミノ窒素への遷移の遷移状態に由来する。水溶媒効果により、構造型1の主反応チャネルの律速段階の自由エネルギー障壁を109.1kJ・mol-1に降下させ、水環境がヒスチジンの旋光異性化に対して極めて良い触媒作用を示した。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 異性化 ,  アミノ基 ,  *溶媒和 ,  自由エネルギー ,  反応経路 ,  ヒドロキシ基 ,  陽子 ,  カルボニル基 ,  遷移状態 ,  律速 ,  密度汎関数法 ,  アミノ酸 ,  窒素複素環化合物 ,  第一アミン
準シソーラス用語： 不斉炭素 ,  B3LYP法 ,  *キラリティ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： histidine ,  chiral transition ,  density functional theory ,  transition state ,  perturbation theory ,  SCRF

分類 (4件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  酵素一般  (EB09010D) ,  白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

物質索引 (1件)： ヒスチジン

タイトルに関連する用語 (6件)： ヒスチジン ,  分子 ,  配座 ,  キラル ,  水 ,  溶媒和