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J-GLOBAL ID:201802223235619479   整理番号:18A0061660

骨芽細胞のマイクロピラーによるセンシングには複雑な細胞内シグナリングが関与している

Sensing of micropillars by osteoblasts involves complex intracellular signaling
著者 (3件):
資料名:
巻: 28  号: 11  ページ: 171,1-9  発行年: 2017年11月 
JST資料番号: W0004A  ISSN: 0957-4530  CODEN: JMTSAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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細胞とバイオマテリアルとの相互作用において,バイオマテリアルのトポグラフイー的特徴が,細胞挙動にどのように影響するかを理解することは,マテリアル設計に重要である。細胞は,糸状仮足により10nmトポグラフィー感知することが可能であり,ミクロンサイズおよびナノメートルサイズで,基材表面のトポグラフィーを認識し,細胞挙動を決めていることがわかっている。以前の研究において著者らは,約5μm間隔のマイクロピラートポグラフィー上に置かれた骨芽細胞は,ピラーとの相互作用により,エネルギー必要量が増加し,コラーゲンI型やとオステオカルシンなどの骨芽細胞マーカーの発現が減少することを見出した。ただし,この事象に関係する細胞シグナリング,すなわち,基材の局所情報を細胞へと伝えて,食細胞プロセスを惹起する詳細なメカニズムについては,不明であった。本研究において著者らは,RhoA/ROCKのシグナリングが,トポグラフィー媒介細胞性反応の形質導入に関係していることを見出したので報告する。具体的には,Y27632を用いてROCK-2を阻害すると,カベオリン-1のリン酸エステル化や,鋭利なミクロトポグラフィー周辺のアクチンクラスター形成などの細胞プロセスに,負の影響を与えることがわかった。これらの細胞プロセスは,いずれも,細胞のマイクロピラー食菌挙動に関係している。一方で,LY294002によりホスファチジルイノシトール3-キナーゼ(PI3K)を24時間阻害した場合は,マイクロピラー上のCav-1クラスター形成には影響しないことが確認された。
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分類 (6件):
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生物科学研究法一般  ,  バイオアッセイ  ,  細胞学一般  ,  細胞生理一般  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  医用素材 
物質索引 (1件):
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