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J-GLOBAL ID：201802223242008731   整理番号：18A0811203

金属積層造形技術の可能性と技術開発動向

The Current Status and Development of Metal Additive Manufacturing Technology

著者 (1件)： 京極秀樹 (近畿大学工学部)
資料名： まてりあ  (Materia Japan)
巻： 57  号： 4  ページ： 140-144(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： F0163A  ISSN： 1340-2625  CODEN： MTERE2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・本稿では,従来の加工法では不可能な製品を製造する重要な加工技術として認識されつつある,金属積層造形技術における装置開発や研究開発動向について紹介。
・積層造形技術は現在7つのカテゴリーに分類,その内,金属積層造形に用いられる粉末床溶融(パウダーベッド)法と指向性エネルギー堆積(デポジション)法の積層造形装置の概要(高速化・大型化の傾向)と粉末開発の状況(流動性,拡がり性,充填性の粉末特性の向上)を説明。
・高品質の製品製造が求められるため,溶融凝固現象の解明とシミュレーション技術(レーザ積層造形における高速度カメラによる溶融凝固現象,マクロ溶融凝固シミュレーション結果とサーモビューワによる測定結果の比較など)の開発研究,および材料開発に関する研究(ステンレス鋼,チタン合金,コバルトクロム合金,ニッケル基超合金など多くの合金の製造が可能)について解説。

シソーラス用語： *付加製造 ,  レーザ融解 ,  技術開発 ,  研究開発 ,  *融解 ,  *凝固 ,  シミュレーション ,  高速度カメラ ,  サーモグラフィー ,  凝固組織 ,  *金属粉末 ,  流動性 ,  充填 ,  濡れ ,  粒度分布 ,  *3Dプリンタ ,  シミュレーション技術 ,  選択的レーザ焼結 ,  技術動向 ,  粉末床溶融結合方式付加製造 ,  焼結 ,  熱処理 ,  処理
準シソーラス用語： レーザ焼結 ,  レーザ溶融 ,  開発動向 ,  *金属積層造形法 ,  充填性 ,  選択レーザ焼結 ,  粉末床溶融結合

著者キーワード (5件)： additive manufacturing ,  powder bed fusion ,  simulation ,  solidification behavior ,  mechanical properties

分類 (2件)： 凝固  (WC01050M) ,  圧粉,焼結  (WC02030X)

引用文献 (9件)：

• (1) 技術研究組合次世代3D積層造形技術総合開発機構編:設計者・技術者のための金属積層造形技術入門,ウィザップ,(2016).
• (2) B. Lane, S. Mekhontsev, S. Grantham, M. L. Vlasea, J. Whiting, H. Yeung, J. Fox,C. Zarobila, J. Neira, M. McGlauflin, L. Hanssen, S. Moylan, A. Donmez and J. Rice: Proceedings of the 27th Annual International Solid Freeform Fabrication Symposium (CD-ROM), Austin, TX(2016).
• (3) S. K. Everton, M. Hirscha, P. Stravroulakis, R. K. Leach and A. T. Clare: Mater. Des., 95(2016), 431-445.
• (4) S. A. Khairallah, A. T. Anderson, A. Rubenchik and W. E. King: Acta Mater., 108(2016), 36-45.
• (5) M. J. Matthews, G. Guss, S. A. Khairallah, A. M. Rubenchik, P. J. Depond and W. E. King: Acta Mater., 114(2016), 33-42.

タイトルに関連する用語 (3件)： 金属積層造形 ,  可能性 ,  技術開発動向