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J-GLOBAL ID：201802223389171019   整理番号：18A0736020

大型クラゲ等有害生物調査-ナルトビエイ出現調査-

著者 (4件)： 野副滉 (福岡県水産海洋技セ) ,  佐藤利幸 (福岡県水産海洋技セ) ,  俵積田貴彦 (福岡県水産海洋技セ) ,  惠崎摂 (福岡県水産海洋技セ)
資料名： 福岡県水産海洋技術センター事業報告(CD-ROM)
巻： 2016  ページ： 320-321  発行年： 2018年03月 
JST資料番号： L2001B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・豊前海におけるナルトビエイの来遊状況や二枚貝類の食害実態について平成28年5~9月に実態を調査。
・期間中雄16尾,雌81尾,計97尾のナルトビエイの魚体を測定,平均体盤幅長は86.4cm,平均体重13.7kgで前年に比べてほぼ同等であったが雄がやや小型化,6/10の駆除事業で,測定個体以外の駆除個体数は13で前年よりも少。
・測定個体の消化器官内容物のうち種の同定ができたのはマテガイのみ,軟体部が消化されて崩壊し,種の同定にまで至らなかったものは二枚貝綱で,また消化が進み外形を留めていない消化物も有。
・二枚貝の捕食が認められたのは12個体中の3個体で,空胃の個体は2個体,内容物で最も重量が重かったのは6/10採捕の雌個体(体盤幅長115.0cm,28.6kg)の内容物で,湿重量82.2g,体重比約0.3%,ナルトビエイによる二枚貝類の食害は深刻。

シソーラス用語： ヒドロ虫類 ,  海洋動物 ,  有害生物 ,  *エイ類 ,  実態調査 ,  *二枚貝類 ,  *食害 ,  体長 ,  体重 ,  消化器内容物
準シソーラス用語： 大型クラゲ ,  *ナルトビエイ ,  生物調査 ,  駆除 ,  捕食者-被食者

分類 (4件)： 魚類  (FH02020K) ,  魚類以外の水産動物  (FH02030V) ,  漁場・漁況  (FH03020R) ,  異種生物間相互作用  (EE01050A)

タイトルに関連する用語 (4件)： 大型クラゲ ,  有害生物 ,  調査 ,  ナルトビエイ