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J-GLOBAL ID：201802223503347353   整理番号：18A0181715

共沈法で調製したSOFC用のマイクロ波処理したYSZ電解質の構造および電気的分析

Structural and Electrical Analysis of Microwave Processed YSZ Electrolytes for SOFC Prepared by Co-precipitation Method

著者 (6件)： SINGH Kanchan L. (D.A.V Inst. of Engineering and Technol., Jalandhar, IND) ,  SHARMA Payal (D.A.V Inst. of Engineering and Technol., Jalandhar, IND) ,  SHARMA Payal (IKG Punjab Technical Univ., Kapurthala, IND) ,  SINGH Anirudh P. (IKG Punjab Technical Univ., Kapurthala, IND) ,  KUMAR Ajay (Shaheed Bhagat Singh Coll. of Engineering and Technol., Ferozepur, IND) ,  SEKHON S. S. (Univ. the West Indies, Debe, TTO)
資料名： JOM  (JOM)
巻： 69  号： 12  ページ： 2448-2452  発行年： 2017年12月 
JST資料番号： C0321A  ISSN： 1047-4838  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 地球環境問題から,高効率エネルギー変換装置への関心が高まり,固体酸化物燃料電池(SOFC)もその一つとして多くの機関が開発を行っている。SOFCの性能を支配する因子として電解質があり,イットリア安定化ジルコニア(YSZ)がその候補であるが,その性能は製造プロセスに大きな影響を受ける。本研究においては,共沈法によるYSZナノ粒子の合成とマイクロ波加熱による焼結が,電気的性能にどのような効果を持つかを調べた。ZrとYの硝酸塩を出発材料とし,Zr_1-xY_xO_2-x/2(x=0.06,0.08,0.10,0.12,0.14)のナノ粒子を共沈法で得た。この粉末をポリビニルアルコール(PVA)アルコール溶液と混合し圧粉した。この圧粉体をマイクロ波および通常の方法で1400°Cに加熱し,前者では20min,後者では4h保持して焼結した。得たサンプルについてXRDによる構造解析と電気伝導率評価を行なった。これらの実験から,両方の焼結法で得たYSZは同様の性質を示すことを見出し,このことはマイクロ波焼結は短時間で達成できることから省エネルギーに貢献できることを明らかにした。

シソーラス用語： *固体酸化物燃料電池 ,  *電解質 ,  セラミック ,  酸化イットリウム ,  酸化ジルコニウム ,  ナノ粒子 ,  共沈 ,  *マイクロ波加熱 ,  省エネルギー ,  *焼結 ,  結晶構造 ,  電気伝導率
準シソーラス用語： イットリア安定化ジルコニア

分類 (2件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  燃料電池  (YB04040V)

タイトルに関連する用語 (7件)： 共沈法 ,  調製 ,  SOFC ,  マイクロ波処理 ,  YSZ ,  電解質 ,  分析