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J-GLOBAL ID：201802223548630159   整理番号：18A0623255

ナノ構造材料のためのテンプレートとしてのリグニンナノ微粒子:中空金属フェノールカプセルの形成【Powered by NICT】

Lignin nano- and microparticles as template for nanostructured materials: formation of hollow metal-phenolic capsules

著者 (6件)： Tardy Blaise L. (Department of Bioproducts and Biosystems, School of Chemical Engineering, Aalto University, P. O. Box 16300, FI-00076, Finland. [e-mail] [e-mail]) ,  Richardson Joseph J. ,  Guo Junling ,  Lehtonen Janika ,  Ago Mariko ,  Rojas Orlando J.
資料名： Green Chemistry  (Green Chemistry)
巻： 20  号： 6  ページ： 1335-1344  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2066A  ISSN： 1463-9262  CODEN： GRCHFJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中空高分子,サブミクロンスケールカプセルはドラッグデリバリーと水浄化~応用が約束されていると,それらの合成のための好ましい方法は,犠牲粒子から鋳型を含んでいる。そのような粒子は典型的には非再生とカプセルを生産に使用される選択的溶解の過程はしばしば厳しいおよび/または毒性溶媒を必要とする。このように,温和な条件下で解体できることを安価で持続可能なテンプレートの開発が緊急に必要である。リグニンは最近固体粒子の合成のための再生可能な前駆体として導入され,石油化学(ラテックスのような)または鉱物(シリカのような)前駆体に基づく固体粒子を置換しできた。好都合なことに,バイオマス処理の広く利用可能な副産物の流れはリグニン粒子形成に必要な超分子集合体に用いることができる。中空高分子カプセルの調製のための再生可能で易分解性微粒子鋳型として二種の一般的なリグニン源(クラフトとアルカリリグニン)を導入した。カプセルの壁,高分子ナノコーティングは,再生可能なタンニン,金属イオンの存在下でリグニン粒子鋳型の周りに自己集合から合成し,それによって金属フェノールネットワーク(MPN)に配位した。リグニンテンプレート粒子は周囲条件下で水溶液又は有機溶媒による容易に分解した。このように,ナノ被覆集合とテンプレート分解プロセスは完全に「グリーン」であると考えられる。最後に,合成した中空カプセルを成功裡に有機染料の分解を介して水浄化のための利用,環境修復のための環境に優しいナノ材料を用いた用のコスト効率のよい容易な経路を例示した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 前駆体 ,  浄水 ,  ドラッグデリバリーシステム ,  金属イオン ,  水溶液 ,  *カプセル ,  *リグニン ,  固体粒子 ,  被覆 ,  有機溶媒 ,  高分子 ,  *ナノ粒子 ,  バイオマス ,  自己集合 ,  二酸化ケイ素

分類 (1件)： 木材化学  (FF05040V)

タイトルに関連する用語 (7件)： ナノ構造材料 ,  テンプレート ,  リグニン ,  ナノ微粒子 ,  中空 ,  フェノール ,  カプセル