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J-GLOBAL ID:201802223567687689   整理番号:18A1804960

198 遅発性子癇前症に対するSFLT-1/PLGFの有用性【JST・京大機械翻訳】

198. The usefulness of sFlt-1/PlGF on late onset preeclampsia
著者 (12件):
資料名:
巻: 13  号: S1  ページ: S96-S97  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3373A  ISSN: 2210-7789  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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内皮細胞機能不全は子癇前症(PE)の主要病態生理学的状態であると考えられている。PE患者における可溶性Fms様チロシンキナーゼ-1(sFlt-1)の産生増加および胎盤成長因子(PlGF)の減少は,第1期における早期発症PEに対する確立されたバイオマーカーとなる。一方,遅発性PEを予測するためのこの血管新生バイオマーカーの有用性は明らかにされていない。本研究では,妊娠後期におけるsFlt-1/PlGFの有用性を,遅発性PEの予測バイオマーカーとして評価するために実施した。これは,日本,TOYOTA記念病院の小児医療センターにおける産科部門の記録を用いて,2016年4月から2017年6月の間に実施された単一センター,後向きコホート研究である。本研究では,PEの開発が期待されている患者に対するこのバイオマーカーを検討した。低リスクとしてsFlt-1/PlGF<38,中間リスクとして38<sFlt-1/PlGF<85,高リスクとして85<sFlt-1/PlGFを定義した。分娩時年齢,PEの率,血液サンプリングから終了までの妊娠期間,帝王切開の率,出産時の在胎年齢および胎児出生体重を収集した。36人の患者は研究に含まれ,平均年齢は31.5歳で,血液サンプリング時の妊娠中期は妊娠35週であった。高リスク群は23人の患者を含み,中リスク群は7人の患者を含み,低リスク群は6人の患者を含んだ。各群におけるPEの率は,73.9%,28.5%および16.7%であった。帝王切開の率は,低リスク群と比較して高リスク群で有意に高かった(70.0%対16.7%,p=0.018)。分娩時の在胎年齢は,中間(35w対37W p=0.003)および低リスク群(35w対39W p=0.002)よりも高リスク群においてはるかに短かった。妊娠後期のsFlt-1/PlGFは,遅発性PEの予測に有用である。このバイオマーカーを確立するためにはさらなる臨床研究が必要である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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婦人科疾患,妊産婦の疾患 
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