文献

J-GLOBAL ID：201802223600470919   整理番号：18A0476125

α-セルロースとブナ材のmechanocatalytic解重合の運動学的モデリング【Powered by NICT】

Kinematic Modeling of Mechanocatalytic Depolymerization of α-Cellulose and Beechwood

著者 (4件)： Kessler Martin (Department of Chemical Engineering, Imperial College London, South Kensington Campus, SW7 2AZ, London, UK) ,  Woodward Robert T. (Department of Chemical Engineering, Imperial College London, South Kensington Campus, SW7 2AZ, London, UK) ,  Wong Narumi (Department of Chemical Engineering, Imperial College London, South Kensington Campus, SW7 2AZ, London, UK) ,  Rinaldi Roberto (Department of Chemical Engineering, Imperial College London, South Kensington Campus, SW7 2AZ, London, UK)
資料名： ChemSusChem  (ChemSusChem)
巻： 11  号： 3  ページ： 552-561  発行年： 2018年 
JST資料番号： A1411A  ISSN： 1864-5631  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リグノセルロースのMechanocatalytic解重合は水溶性生成物(WSPs)への酸性化した生のバイオマスの固相変換のための有望な方法を提示した。しかし,解重合における機械的な力の利用を強調する機構は十分に理解されていない。フライス加工プロセスの運動学的モデルを,種々の条件(回転速度,ミリング時間,ボールサイズ,および基質負荷)下でそのmechanocatalytic解重合中のセルロースへのエネルギー移動量を評価するために適用した。データセットは,運動学的モデルから計算した見掛けのエネルギー量と比較し,mechanocatalyticプロセスの重要な特徴を明らかにした。低エネルギー用量では,見かけのエネルギー用量に関連したWSP収率の急激な上昇が観測された。しかし,延長したミリング時間または高いミリング速度で得られた高エネルギー線量で,ミル容器に及ぼす基板ケーキ層の形成が機械的力を緩衝し,WSPsへの完全なセルロース変換を防ぐように見えた。対照的に,ブナ材では,WSP収率間の良好な線形依存性とエネルギー線量WSP収率の全範囲に亘って基板に提供が存在する。ブナ材の解重合における基質ケーキの形成はセルロース実験よりもあまり重篤でないように,この結果は解重合過程に及ぼすミル容器上に形成された基板層の負の影響に関する仮説を検証した。全体として,この発見は,エネルギー量間の関係とmechanocatalyticプロセスによりセルロース解重合の程度に貴重な洞察を提供した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 線形性 ,  基質 ,  固相 ,  バイオマス ,  *解重合 ,  *セルロース ,  *ブナ材 ,  水溶性 ,  回転数 ,  *モデリング ,  エネルギー移動 ,  酸性化 ,  リグノセルロース ,  放射線量
準シソーラス用語： 運動学モデル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： バイオマス変換 ,  セルロース ,  depolymerization ,  hydrolysis ,  mechanocatalysis

分類 (2件)： 木材化学  (FF05040V) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： セルロース ,  ブナ材 ,  解重合 ,  運動学 ,  モデリング