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J-GLOBAL ID：201802223693412030   整理番号：18A1913516

注目領域検出を用いた符号化アルゴリズムに関する研究

Saliency-Detection-Based Quantization Parameter Setting Method for HEVC

著者 (4件)： 片山貴文 (徳島大学大学院 先端技術科学教育部) ,  田中宏樹 (徳島大学大学院 先端技術科学教育部) ,  Song Tian (徳島大学大学院理工学研究部) ,  島本隆 (徳島大学大学院理工学研究部)
資料名： 電気学会論文誌 C  (IEEJ Transactions on Electronics, Information and Systems)
巻： 138  号： 10  ページ： 1185-1186(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： S0810A  ISSN： 0385-4221  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高分解能ディジタルビデオストリームの符号化と復号化を達成するために,高効率ビデオ符号化(HEVC)を多くのデバイスに実装した。HEVCは,MC(運動補償)-DCT法を採用することによって,高い圧縮比で入力ビデオを符号化することができる。さらに,HEVCは量子化パラメータ(QP)によりビデオシーケンス品質を制御できる。しかし,予測法,可変ブロックサイズ,QPなどによりレート歪コストを計算するMC-DCT法により冗長ビットが生成される可能性が高い。本論文において,発生したビットを,顕著性検出マップに基づくQP値によって調整した。シミュレーション結果から,提案したアルゴリズムが主観的評価に影響を及ぼさず,ビットレートの11.02%の平均的減少を達成することを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 伝送速度 ,  ディジタル画像 ,  *画像符号化 ,  IEC規格 ,  ISO規格 ,  画像信号 ,  *設計 ,  特徴抽出
準シソーラス用語： HEVC ,  *アルゴリズムの設計 ,  ディジタルビデオ ,  ビットレート ,  ビデオシーケンス ,  ビデオストリーム ,  *ビデオ符号化 ,  顕著性マップ

著者キーワード (6件)： 動画による動画 ,  H.265 ,  顕著性マ ,  高効率ビデオ符号化(HEVC) ,  H.265 ,  顕著性検出

分類 (2件)： 符号理論  (ND02030R) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (3件)：

• (1) G. J. Sullivan, J.-R. Ohm, W.-J. Han, and T. Wiegand: “Overview of the high efficiency video coding (HEVC) standards”, IEEE Trans. Circuit Syst. Video Technol., Vol. 22, No. 12, pp. 1649-1668 (2012)
• (2) C. Yang, L. Zhang, H. Lu, X. Ruan, and M.-H. Yang: “Saliency Detection via Graph-Based Manifold Ranking”, Proc. IEEE Conf. on Computer Vision and Pattern Recongnition, pp. 3166-3173, OR, USA (2013)
• (3) JCT-VC: “Common test conditions and software reference configurations”, JCTVCL1100, 12th MeetingGeneva, CH, 14 (2013)

タイトルに関連する用語 (3件)： 注目 ,  符号化アルゴリズム ,  研究