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J-GLOBAL ID:201802223710881062   整理番号:18A0814647

複製能のあるワクシニアウイルスTiantanのA34R遺伝子におけるK151E変異を介したEEV産生の増強によるHIV-1 env抗原に対する免疫応答の改善【JST・京大機械翻訳】

Improved immune response against HIV-1 Env antigen by enhancing EEV production via a K151E mutation in the A34R gene of replication-competent vaccinia virus Tiantan
著者 (15件):
資料名:
巻: 153  ページ: 49-59  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0654B  ISSN: 0166-3542  CODEN: ARSRDR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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効果的なHIV-1ワクチンの開発は依然として世界的な優先事項である。近年,ワクシニアウイルス(VV)はHIV-1ワクチンベクターとして広く使用されているが,HIV-1抗原に対する免疫効果は最適化される必要がある。VVの細胞外エンベロープウイルス(EEV)は,より速い侵入,より早い放出,および長距離播種が可能である。EEV放出に関与するVV遺伝子の操作によるEEV形成の改善は,HIV-1Env抗原を運ぶVVの改善された発現とその後の増強免疫応答を引き起こすと仮定した。この目的のために,ロバストに増加したEEV放出を有するVV Tiantan株(VTT)からのA34RK K151E変異体(rVTT-A34R_mut)を最適化ワクチンベクターとして用いるために選択した。結果は著者らの仮説と一致していた:A34R変異体に基づくHIV-1ワクチン候補rVTT-A34R_mut-Envはin vitroおよびin vivoでより多くのHIV-1Env抗原を産生し,その結果,HIV-1Env特異的T細胞免疫応答,結合抗体,および毒性を増加させないマウスにおける中和抗体反応を誘導した。一方,もう一つのVVに基づくHIV-1ワクチン候補,VTKgpeに対するA34R突然変異の応用は,増強された病原性を持たない類似の免疫増強効果を示した。本研究の結果は,rVTT-A34R_mutがヒト応用のための潜在的に改善されたワクチンベクター候補であることを示唆した。加えて,A34R遺伝子変異を介したEEV形成の改善は,HIV-1または他の病原体および将来の癌に対する他のポックスウイルスベクターに基づくワクチンでも強力である可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗ウイルス薬の基礎研究  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  感染症・寄生虫症の治療  ,  ウイルス感染の生理と病原性 

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