抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】虚血網膜分枝静脈閉塞(BRVO)患者の眼底レーザ治療前後のコントラスト感度(CS)の変化を調査する。方法:38眼に黄斑区を及ぼさない虚血型BRVO患者に対し眼底レーザー治療を行い、3ケ月間観察し、それぞれレーザー治療前及び治療後1と3ケ月の矯正視力及び空間周波数が1.5、3,6、12、18週間/度(c/d)のCSを測定した。CS2群間の比較は2独立サンプルt検定、CS及び矯正視力の多群間比較に単因子分散分析を用い、群間多重比較分散均一性はLSD検定を採用し、分散不整性はDunnett’sT3検定を用いた。結果:全患者のレーザー治療後3ケ月に眼底蛍光血管造影(FFA)検査により、顕著な効果の20眼(52.63%)、有効13眼(34.21%)、無効な5眼(13.16%)、総治療有効33眼(86.84%)。すべての患者のレーザー治療前とレーザー治療後1と3カ月に、対照群と比較し、統計学的有意差があり(P<0.05)、各空間周波数でのCSが低下した。レーザー治療後1カ月とレーザー治療前を比較すると、統計学的有意差があり(P<0.05)、各空間周波数CSは低下した。レーザー治療後3カ月とレーザー治療前及びレーザー治療後1カ月に12c/d、18c/dの空間周波数で比較すると、統計学的有意差があった(P<0.05)。レーザー治療後のCS低下値は患者の性別及び年齢グループの間に有意差がない(P>0.05)。閉塞部位,範囲,非潅流領域群のBRVOは,レーザー治療後のCS低下値(P<0.05)に有意差があり(P<0.05),閉塞部位は側頭側および閉塞領域が大きく,非潅流領域の面積が大きい患者は,レーザー治療後に高周波領域(12c/d,P<0.05)で,高い頻度を示した(P<0.05)。18c/d)CSは,減少した。追跡調査3か月後,BRVO患者のレーザー治療後にレーザー治療を行わなかった患者と比較して,有意差があり(P<0.05),各空間周波数のCSは低下し,特に12c/d,18c/dの空間周波数でCSは明らかに減少した。結論:眼底レーザー治療は虚血型BRVOの有効な治療方法であるが、レーザー治療が患者の網膜機能に対しても損傷であり、黄斑領域の虚血型BRVO患者のCS低下、特に高周波数領域のCSを惹起できる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】