抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:小児肺炎マイコプラズマ肺炎(MPP)における核転写因子(NF-κB)及び腫瘍壊死因子(TNF-a)の発現レベル及びその補助診断価値を検討する。方法:高郵便市中医病院、常州市児童病院、宝応県婦人児童保健病院の2016年01月~2017年01月に治療したMPP患児150例について、症状により喘息群(75例)と非喘息群(75例)に分けた。健常対照者(75例)を対照群とし、異なる群の小児血液サンプルを収集し、血清を採取した後、リアルタイム蛍光定量PCR法により、3群の血清中のNF-κB及びTNF-αの発現量の差異を比較した。ROC曲線とAUC(95%CI)を用いて、診断指標としての最適閾値を探し、同時にその診断効果を評価した。【結果】MPP群におけるNF-κBおよびTNF-αの相対的発現は,それぞれ3.09±0.15および2.14±0.11であり,正常対照群におけるそれらより高かった。【結果】MPP非喘息群におけるNF-κBおよびTNF-αの相対的発現は,それぞれ2.28±0.11および1.61±0.08であり,正常対照群におけるそれらより高かった(t=11.03,6.987,P<0.05)。それらの間には有意差があった(t=6.873,7.406,すべてのP<0.05)。喘息群におけるNF-κBとTNF-αの相対的発現は,非喘息群におけるそれらより有意に高く(P<0.05),NF-κBによるMPPの診断のための最適値は1.895%であり,感度と特異性はそれぞれ71.43%と91.89%であった。AUCは0.8265,95%CIは0.7772~0.8802であった。TNF-αによるMPPの診断のための最適値は,1.450であり,感度は63.00%,特異性は90.54%,AUCは0.8183,95%CIは0.7651~0.8776であった。結論 MPP患児の血清中のNF-κB、TNF-αの発現量はすべて正常対照群より高く、血清NF-κB及びTNF-αは児童MPPの補助診断指標とすることができる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】