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J-GLOBAL ID:201802223911738097   整理番号:18A0975929

外傷性脳損傷(TBI)患者における転帰のマーカーとしての末梢血,CSFおよび接触脳組織におけるRANTESレベル【JST・京大機械翻訳】

RANTES levels in peripheral blood, CSF and contused brain tissue as a marker for outcome in traumatic brain injury (TBI) patients
著者 (6件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 139  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7312A  ISSN: 1756-0500  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】外傷性脳損傷(TBI)は,いくつかの神経化学的および生理的カスケードの活性化を引き起こし,神経障害を引き起こす。著者らは,外傷性脳損傷患者における血漿,脳脊髄液(CSF)および脳組織における新規ケモカインRANTESのレベルを調査し,頭部外傷および神経学的転帰の重症度とこのケモカインの発現を相関させることを目的とした。【方法】30か月の期間にわたり,70人のTBI患者について,この縦症例対照研究を実施した。Glasgow昏睡スケール(GCS)とGlasgow転帰スコアを用いて,頭部外傷の重症度と臨床転帰を評価した。RANTESのレベルは,血漿(n=60),CSF(N=10)および脳組織(n=5)において定量化した。TBI後1日目と5日目の血漿レベルの変化を評価した。患者は重症(GCS<8)(SHI),中等度および軽度の頭部外傷(GCS>8~14)と分類された。健常ボランティア15名を対照群とした。【結果】血漿RANTESレベルの中央値は,971.3(88.40-1931.1)であった。999.2(31.2-2054.9);SHI,MHIおよび健常対照に対する471.8(370.9~631.9)は,それぞれ,統計的に有意な変動を示した(p=0.005)。SHI群の平均1日目と5日目のRANTESレベルに統計的有意差はなかった。しかし,入院RANTESレベルは生存した患者より死亡した患者で有意に高かった(p=0.04)。また,RANTESレベルは,脳組織およびCSFと比較して,血漿中で有意に高かった(p=0.0001)。結論:これは,入院RANTESレベルと早期死亡率の有意な相関があることを示すその種類の最初の研究である。もう一つの興味深い所見は,CSFと比較して,血漿におけるRANTESの発現において有意に上方制御され,重篤なTBIに続いて脳組織を混乱させた。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (5件):
分類
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リハビリテーション  ,  神経の臨床医学一般  ,  神経系の診断  ,  外傷の治療  ,  神経系の疾患 
引用文献 (27件):
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