抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
日本では,142属655種のタイ類および6属17種のツノゴケ類が認識されている。146属625種のタイ類および6属17種のツノゴケ類を認識した以前のチェックリストが2012年に発表されて以来,タイ類とツノゴケ類の多くの命名の変化,多くの新種および種内分類(亜種と品種)が日本のフローラで報告されている。日本のタイ類とツノゴケ類の属に対する系統発生学的配置が提供されており,現在受け入れられている日本のタイ類とツノゴケ類の名前はアルファベット順に注釈付きでリストされている。注釈では,主に2017年12月31日までに発表された最近の文献ソースと著者の観察に基づいて,多くの受け入れられた種と種内分類の分類,命名法および同義語を短く考察した。注釈中では,同型(命名法上の)異名は記号≡により,異型(分類学上の)異名は記号=により示された。3つの新しい組み合わせSolenostoma granulata(Steph.)T.Katag.&Fukui,Solenostoma orientale(Bakalin&Vilnet)T.Katag.&Fukui,およびSolenostoma shinii(Amakawa)T.Katag.&Fukuiを提唱する。Dendrocerotales T.Katag.&Fukuiは記述されて以来記述が無いが,公式に検証されている。Pleurozia gigantea(F.Weber)Lindb.は,この種の元々の引用が誤りであることが判明したので,日本のフローラから除外される。2種のタイ類を含む日本のタイ類とツノゴケ類の化石種に関する情報もまとめた。(翻訳著者抄録)