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J-GLOBAL ID:201802223967980470   整理番号:18A1797748

TRPM2チャネルの構造とADPリボースおよびカルシウムによるその活性化機構

Architecture of the TRPM2 channel and its activation mechanism by ADP-ribose and calcium
著者 (5件):
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巻: 562  号: 7725  ページ: 145-149  発行年: 2018年10月04日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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TRPM2(transient receptor potential melastatin2)は,カルシウムを透過させる非選択的陽イオンチャネルで,核心体温調節や免疫応答,アポトーシスなどの多様な生理的過程に必須の役割を担っている。TRPM2は多モード受容器で,温度や酸化ストレス,またADPリボース(ADPR)のようなNAD+関連代謝産物などの多様な刺激により活性化される。TRPM2の活性化は,細胞膜を通過するCa2+流入とリソソームからのCa2+放出の両方を引き起こし,虚血再灌流傷害や双極性障害,アルツハイマー病のような疾患と関係付けられてきた。今回我々は,ゼブラフィッシュTRPM2について,アポ休止(閉じた)状態とADPR/Ca2+が結合した活性化(開いた)状態のクライオ(極低温)電子顕微鏡構造を報告する。これらの構造では,特徴的なNUDT9-HドメインがMHR1/2ドメインの下にぶら下がっている。ADPR結合部位は,MHR1/2ドメインの2つの丸い突起がある構造中に位置していることが分かった。我々の結果から,TRPMチャネルファミリーの活性化機構についての手掛かりが得られ,また神経変性疾患や体温に関係する病的状態に対する治療薬開発のための枠組みがはっきりした。Copyright Nature Japan KK 2018
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