抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究ノートは,現在の映像機器と映像編集用ソフトウェアを使用して,8ミリの映画フィルムをデジタルの動画データに変換する方法を述べたものである。8ミリフィルムに限らず,映画フィルムを別の動画メディアに変換する技術は「テレシネ」と称される。テレビ放送が開始された時には,まだビデオテープが存在しなかったので,映画フィルムの画面をテレシネ用の特殊な映写機で映写し,その映像をテレビカメラで撮像して生放送していた。なお本文では,スクリーン等に画面を映写し,ビデオカメラやデジタルカメラで撮影する事を「撮影」,レンズを用いて,フィルムの画像をカメラの撮像素子に直接投影する事を「撮像」と区別することにする。現在,劇場用映画等のフィルム作品をテレビで放映する場合は,ポストプロダクションでテレシネし,ビデオテープに収めた映像を放映している。個人で同様の作業を行うには,映写画面をビデオカメラで撮影する「簡易テレシネ」と呼ばれる方法がある。私自身は,1983年から下記に述べるいろいろな方式による8ミリフィルムの簡易テレシネの試行と機器の自作を行なっている。(著者抄録)