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J-GLOBAL ID：201802224079289416   整理番号：18A0722983

クオラムセンシング:真菌間のコミュニケーションの知られていないモード【JST・京大機械翻訳】

Quorum sensing: A less known mode of communication among fungi

著者 (3件)： Padder Sajad Ahmad (Department of Bioresources, University of Kashmir, Hazratbal, Srinagar 190006, J&K, India) ,  Prasad Rajendra (Amity Institute of Integrative Sciences and Health and Amity Institute of Biotechnology, Amity University Haryana, Amity Education Valley, Gurgaon 122413, HR, India) ,  Shah Abdul Haseeb (Department of Bioresources, University of Kashmir, Hazratbal, Srinagar 190006, J&K, India)
資料名： Microbiological Research  (Microbiological Research)
巻： 210  ページ： 51-58  発行年： 2018年 
JST資料番号： A1209A  ISSN： 0944-5013  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 微生物細胞の密度依存性シグナル伝達機構であるクオラムセンシング(QS)は,自己誘導因子と呼ばれる低分子量シグナル伝達化合物の交換とセンスを含む。個体群密度の増加とともに,自己誘導物質は細胞外環境に蓄積し,それらの濃度が閾値に達すると,多くの遺伝子が発現または抑制される。この細胞密度依存性シグナル伝達機構は,単細胞が多細胞生物として振舞うことを可能にし,形態形成,病原性,能力,生物膜形成,生物発光などの異なる微生物挙動を調節し,環境合図により誘導される。最初に,QSは特定の細菌の特殊なシステムと見なされた。ファルネソールによる病原性多形真菌Candida albicansにおけるフィラメンテーション制御の発見は,真菌類におけるQSの現象を明らかにした。病原性微生物は主にQS系を用いて病原性遺伝子の発現を調節する。微生物病原体における多剤耐性(MDR)の出現におけるQSの間接的役割は,QSを標的とし,同じ阻害をする代替抗微生物療法の発見を必要とする。クオラムセンシング阻害剤(QSI)と呼ばれる小阻害剤分子により行われるクオラムセンシング阻害(QSI)の関連現象は,クオラムセンシングにより調節される遺伝子発現の効率的な低下に対する能力を有する。本レビューでは,真菌起源の異なる真菌クオラムセンシング分子(QSMs)およびクオラムセンシング阻害剤(QSI)の研究における最近の進歩を,それらの作用機構および/または役割/sと共に考察した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 鵞口瘡カンジダ ,  形態形成 ,  遺伝子 ,  抗微生物作用 ,  病原体 ,  生息密度 ,  生物ルミネセンス ,  密度依存性 ,  遺伝子発現 ,  *病原性 ,  細菌 ,  治療法 ,  多剤耐性
準シソーラス用語： 阻害剤 ,  *クオラムセンシング , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： クオラムセンシング(QS) ,  微生物コミュニケーション ,  Candida albicans ,  クオラムセンシング分子(QSMS) ,  ファルネソール ,  クオラムセンシング阻害剤(QSIS)

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (3件)： クオラムセンシング ,  真菌 ,  コミュニケーション