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J-GLOBAL ID：201802224097113884   整理番号：18A0755623

春へのピーク季節植物活動シフトは,生態系による炭素取り込みの増加により反映される【JST・京大機械翻訳】

Peak season plant activity shift towards spring is reflected by increasing carbon uptake by extratropical ecosystems

著者 (3件)： Gonsamo Alemu (Department of Geography and Planning, University of Toronto, Toronto, ON, Canada) ,  Chen Jing M. (Department of Geography and Planning, University of Toronto, Toronto, ON, Canada) ,  Ooi Ying W. (Department of Geography and Planning, University of Toronto, Toronto, ON, Canada)
資料名： Global Change Biology  (Global Change Biology)
巻： 24  号： 5  ページ： 2117-2128  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2590A  ISSN： 1354-1013  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気候変動は北半球温帯の陸上生態系の成長期を延長するが,植物活動のピーク季節のタイミングと動力学に関してはほとんど知られていない。ここでは,植物活動の季節(POS)のピークの動力学を研究するために,34年の衛星正規化植生指数(NDVI)観測と大気中のCO2濃度と点Barrow(アラスカ,USA,71°N)でのδ13C同位体測定を用いた。温帯(>23°N)の非常緑卓越ピクセルにわたる平均化によると,NDVIデータは,ピーク活動の春向きシフト(10年当たり1.0±0.8日)と成長期の開始(1.4±0.8日/10年)に応答して1.2±0.6日増加し,一方,POS最大NDVI値は1982~2015年に7.8±1.8%増加した。同様に,大気CO2濃度とδ13Cデータからの計算に基づく炭素取込のピーク日は,10年当たりそれぞれ2.5±2.6と4.3±2.9日前進している。POS最大NDVI値は,成長期とPOS日の開始の早い開始と強い負の関係(p<.01)を示した。最大太陽放射照度と日長が平均POS日の前に起こるならば,ピーク植物活性の早期発生は植物生産性の増加をもたらす。POS日の前進とPOS植生の増加の両方は,春に向けてのピーク生産性のシフトと,結合地球システムモデルによってシミュレートされた総および正味生態系生産性の年間最大値の増加と一致した。これらの結果は,秋NDVIの減少が2011年以降の北部高緯度(>50°N)の全体的褐変に最も寄与していることを示している。ピーク季節植物活動の春向きシフトは,生物相互作用の同期性を破壊し,表面アルベドとエネルギー収支を修正することにより,気候に対する強い生物物理的フィードバックを行うことが期待される。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *春 ,  気候 ,  気候変動 ,  北半球 ,  高緯度 ,  *炭素 ,  二酸化炭素 ,  *生態系 ,  正規化植生指数 ,  アルベド ,  生物相互作用 ,  成長期 ,  温帯 ,  エネルギー収支
準シソーラス用語： 陸上生態系 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 炭素取り込み ,  CMIP5 ,  CO2季節性 ,  地球システムモデル ,  ピークシーズン ,  植物フェノロジー ,  Point Barrow駅 ,  13C

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  気候学,気候変動  (DC05140T)

タイトルに関連する用語 (8件)： 春 ,  季節 ,  植物 ,  活動 ,  シフト ,  生態系 ,  炭素 ,  取り込み