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J-GLOBAL ID：201802224164070810   整理番号：18A0755862

前縁βアクチンの迅速で動的なアルギニル化は細胞移動に必要である【JST・京大機械翻訳】

Rapid and dynamic arginylation of the leading edge β-actin is required for cell migration

著者 (5件)： Pavlyk Iuliia (Department of Biomedical Sciences, School of Veterinary Medicine, University of Pennsylvania, Philadelphia, Pennsylvania) ,  Leu Nicolae A. (Department of Biomedical Sciences, School of Veterinary Medicine, University of Pennsylvania, Philadelphia, Pennsylvania) ,  Vedula Pavan (Department of Biomedical Sciences, School of Veterinary Medicine, University of Pennsylvania, Philadelphia, Pennsylvania) ,  Kurosaka Satoshi (Department of Biomedical Sciences, School of Veterinary Medicine, University of Pennsylvania, Philadelphia, Pennsylvania) ,  Kashina Anna (Department of Biomedical Sciences, School of Veterinary Medicine, University of Pennsylvania, Philadelphia, Pennsylvania)
資料名： Traffic  (Traffic)
巻： 19  号： 4  ページ： 263-272  発行年： 2018年 
JST資料番号： W1636A  ISSN： 1398-9219  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： β-アクチンは細胞移動において重要な役割を果たす。著者らの以前の研究は,遊走性非筋細胞におけるβ-アクチンがN末端にアルギニン化され,このアルギニル化が正常なラメラ仮足伸長に必要であることを示した。ここでは,細胞移動におけるβ-アクチンのアルギニル化の機能を調べた。著者らは,アルギニル化β-アクチンが葉状仮足の前縁に濃縮され,この濃縮はコンフルエント培養における接触阻害細胞と同様に血清飢餓後に消失し,細胞前縁におけるアルギニル化β-アクチンが活性移動に結合することを示唆した。アルギニン化アクチンレベルは細胞刺激に応答して動的変化を示し,血清飢餓後に低下し,血清またはリゾホスファチジン酸の再添加により細胞刺激後数分以内に劇的に上昇した。これらの動的変化は,能動的な翻訳を必要とし,confluentな接触阻害細胞培養では見られない。細胞へのアルギニル化アクチン抗体のマイクロインジェクションは,それらの移動速度を著しく特異的に阻害する。まとめると,これらのデータは,β-アクチンのアルギニル化が刺激に応答して運動する細胞の前縁で起こる強固に調節された動的過程であり,細胞移動を調節するシグナル伝達ネットワークに不可欠であることを強く示唆する。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 翻訳後修飾 ,  *アクチン ,  細胞培養 ,  血清 ,  リゾホスファチジン酸 ,  抗体 ,  接触阻止 ,  マイクロインジェクション ,  *細胞移動 ,  筋細胞 ,  *前縁 ,  ロバスト性
準シソーラス用語： 血清飢餓 ,  偽足 ,  *βアクチン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： アクチン ,  アルギニル化 ,  細胞移動 ,  ラメリポディアの動力学 ,  翻訳後修飾

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (3件)： 前縁 ,  βアクチン ,  細胞移動