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J-GLOBAL ID:201802224212732549   整理番号:18A0812573

海洋イオン強度におけるカオリナイト,モンモリロナイト及びイライトの酸-塩基特性【JST・京大機械翻訳】

Acid-base properties of kaolinite, montmorillonite and illite at marine ionic strength
著者 (10件):
資料名:
巻: 483  ページ: 191-200  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0081A  ISSN: 0009-2541  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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限界海洋環境において,現代の泥の組成が古代頁岩堆積物の前駆体に対する代理として使用されるならば,粘土鉱物が水柱から海底への金属カチオンの移動に果たす役割を理解することは重要である。本研究では,海水イオン強度における各粘土鉱物の表面反応性を確認するために,0.56M NaCl電解質溶液中の3つの天然に豊富な粘土鉱物(カオリナイト,モンモリロナイトおよびイライト)の電位差滴定を行った。著者らの結果は,すべての3つの粘土鉱物がpHが3から9に増加するにつれてアニオン性が増加し,モンモリロナイトが最も高い負電荷を持つことを示した。電位差滴定と吸着データを,非静電(NEM)と静電(定容量モデル,CCM)表面錯化モデル(SCMs)の両方を用いてモデル化した。1つの基底シロキサン表面サイト(≡X-)と1つの両性エッジサイト(≡SOH)を含む2サイト表面錯化モデルは,各鉱物のプロトン化データに対して優れた適合を提供した。Cd(II)吸着実験を行い,海水(初期Cd濃度8.9×10~6M,pH=8)に関連する条件下で,10gのモンモリロナイト,イライト,カオリナイト粉末がそれぞれ4.7×10~4g,4.3×10~4g,4.0×10~4gのCdを結合できることを示した。この値を海洋への現代の河川粘土入力の文脈に置くために,全懸濁堆積物の13.5×10~9トンを毎年堆積し(MillimanとMeade,1983),その10~25%は粘土(Manheimら,1970;Schroerら,2015)である。現代の海洋に入っている懸濁粘土鉱物に吸着されたCdの総量は,年間約10~4~10~5トンに達することができた。本研究の結果は,海洋水柱から海底への金属輸送における粘土鉱物の潜在的役割を強調した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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岩石圏の地球化学一般 

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