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J-GLOBAL ID：201802224302947423   整理番号：18A0994515

三変数ワイブル分布を用いたシークラッタの分布推定

Distribution Estimation of Sea Clutter using Three-parameter Weibull Distribution

著者 (1件)： 佐山周次 (防衛大学校通信工学科)
資料名： 電気学会論文誌 A  (IEEJ Transactions on Fundamentals and Materials)
巻： 138  号： 5  ページ： 224-229(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： S0808A  ISSN： 0385-4205  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 周波数9.41GHz,ビーム幅1.0°,パルス幅0.5μ秒,パルス繰返し数1600HzのXバンドレーダで海面クラッタを観測した。海面クラッタ振幅統計量を調べ,AIC基準よりも異なる数のパラメータを持つ分布間のより厳密な比較のため,3パラメータWeibull分布と最小記述長原理を導入した。海面クラッタの振幅は,全データに対して形状パラメータc=13.36の対数Weibull分布に従い,アンテナのビーム幅内データに対する海面クラッタの振幅は,全データにけるc=13.36の形状パラメータの対数Weibull分布に従い,さらに,c=3.18~3.96,c=4.44~6.68,c=8.70~20.48の各形状パラメータのWeibull,3パラメータWeibull,対数Weibull分布に従うことが分かった。データへのベストフィット数は,レンジスイープ数21から夫々6,9,6である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 搭載レーダ ,  *レーダ ,  *海面クラッタ ,  *振幅 ,  統計量 ,  評価基準 ,  Weibull分布 ,  *推定
準シソーラス用語： *Xバンドレーダ ,  最小記述長原理 ,  船舶用レーダ ,  *分布推定

著者キーワード (8件)： Xハ -タ ,  シ-クラ ,  三変による三変 ,  MDL原 ,  Xバンドレーダ ,  海面クラッタ ,  3パラメータWeibull分布 ,  MDL原理

分類 (1件)： レーダ  (ND13010H)

引用文献 (18件)：

• (1) D. K. Barton: Radar Clutter, Artech House, Dedham (1975)
• (2) J. Croney: “Clutter on radar displays", Wireless Eng., Vol. 33, pp. 83-96 (1956)
• (3) M. Sekine: Radar Signal Processing Techniques, IEICE, Tokyo, Japan (1991) (in Japanese)
• 関根松夫:レーダ信号処理技術,電子情報通信学会 (1991)
• (4) H. Akaike: “Information theory and an extention of the maximum likelihood principle", in B. N. Petrov and F. Csaki, Eds., 2nd International Symposium on Information Theory, pp. 267-281, Akademiai Kiado, Budapest (1973)

タイトルに関連する用語 (4件)： 変数 ,  ワイブル分布 ,  シークラッタ ,  分布推定