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J-GLOBAL ID:201802224420579901   整理番号:18A1359137

モナザイト精鉱からの希土類元素,トリウム及びリン酸塩の硫酸ベーキング及び浸出:200~800°CにおけるBake温度の影響【JST・京大機械翻訳】

Sulfuric acid baking and leaching of rare earth elements, thorium and phosphate from a monazite concentrate: Effect of bake temperature from 200 to 800 °C
著者 (4件):
資料名:
巻: 179  ページ: 254-267  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0931B  ISSN: 0304-386X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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希土類元素とトリウム含有リン酸塩鉱物のモナザイトは希土類元素の生産に用いられる主要鉱物の一つである。硫酸ベーキングはモナザイトから希土類元素の抽出のための主要な処理ルートの1つであるが,関与する化学はよく理解されていない。本研究では,化学分析と標準特性化技術(XRD,SEM-EDS,FT-IRおよびTG-DSC)の組合せを用いて,200~800°Cの間のモナザイトの硫酸ベーキング中に起こる反応プロセスを同定した。希土類,トリウム,リン酸塩の浸出性に及ぼすこれらの反応の影響も調べた。酸によるモナザイトの硫酸化反応は,250°Cで2時間の焼成後に実質的に完了し,希土類元素,トリウムおよびリン酸塩の>90%の可溶化をもたらした。300°Cでの焼成後に,リン酸トリウム型沈殿物が浸出中に形成され,トリウムとリン酸塩の抽出の急激な減少をもたらしたが,希土類元素の浸出はほぼ100%に達した。この析出物のEDSとFT-IR分析は,ピロリン酸トリウムを示した。ベーク温度をさらに400~500°Cに上げると,トリウム,リンおよび希土類元素の抽出は,不溶性トリウム-希土類ポリリン酸塩の形成により減少した。これらのポリリン酸塩の生成は,モナザイトの硫酸との初期反応で生成したオルトリン酸の脱水に関連していると考えられる。650~800°Cの間で,モナザイトは部分的に再形成され,希土類抽出の55%への更なる減少をもたらした。モナザイトの再形成は,トリウム-希土類ポリリン酸塩と希土類硫酸塩の間の反応によるものと思われた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
鉱石浸出法  ,  製錬 

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