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J-GLOBAL ID:201802224440959696   整理番号:18A1153126

子宮癌肉腫における上皮間葉転換とアポトーシスの調節に対するALK関連シグナルカスケードの機能的役割【JST・京大機械翻訳】

Functional role of ALK-related signal cascades on modulation of epithelial-mesenchymal transition and apoptosis in uterine carcinosarcoma
著者 (5件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 37  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7336A  ISSN: 1476-4598  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:受容体チロシンキナーゼである未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)は,発生中の神経系において本質的に一時的に発現される。最近,完全長ALKの脱調節された発現がいくつかの原発性固形腫瘍で観察されているが,子宮癌肉腫(UCSs)の腫瘍形成におけるその関与についてはほとんど知られていない。ここでは,UCSsにおけるALK遺伝子の機能的役割を検討した。【方法】ALK遺伝子の調節と機能を,2つの子宮内膜癌細胞株を用いて評価した。ALKとその関連分子の発現も,UCSsの臨床試料を用いて調べた。【結果】細胞系において,ALKプロモーター活性は,ニューロン特性に寄与することが知られているSox11およびN-mycのトランスフェクションによって有意に増加した。完全長ALKを安定的に過剰発現する細胞は,TGF-β1とHGFにより仲介されるEMT特性の増強を示し,リン酸化(p)Aktと核p65の増加を伴った。p65の過剰発現は,EMT誘導因子として知られるTwist1遺伝子のトランス活性化を誘導した。最終的に,ドキソルビシンによる安定なALK過剰発現細胞の処理は,総Aktおよびbaxに対して,それぞれpAktおよびbcl2の発現比の進行的増加によりアポトーシスの阻害をもたらした。臨床試料において,ALK遺伝子座の再配列または増幅を伴わない強い細胞質ALK免疫活性およびmRNAシグナルは,特に肉腫成分においてUCSsにおいて頻繁に観察された。さらに,ALK IHCスコアは,Sox11,N-myc,Twist1,およびbcl2スコアと正の相関があることがわかった。結論:Akt,NF-κB,Twist1とbcl2を含むALK関連シグナルカスケードは,EMT過程の誘導とアポトーシス特徴の抑制を通して,UCSsの癌性成分から駆動される分岐肉腫分化の初期シグナル伝達に関与する可能性がある。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  細胞生理一般 
引用文献 (47件):
  • Gynecol Oncol; Endometrial carcninosarcomas have a different prognosis and pattern of spread compared to high-risk epithelial endometrial cancer; F Amant, I Cadron, L Fuso, P Berteloot, E Jonge, G Jacomen; 98; 2005; 274-280; 10.1016/j.ygyno.2005.04.027; CR1;
  • Curr Opin Obstet Gynecol; Update on treatment of uterine sarcoma; JH Nam, JY Park; 22; 2010; 36-42; 10.1097/GCO.0b013e328334d90f; CR2;
  • J Clin Pathol; Malignant biphasic uterine tumours: carcinosarcomas or metaplastic carcinomas?; WG Mccluggage; 55; 2002; 321-325; 10.1136/jcp.55.5.321; CR3;
  • Gynecol Oncol; Uterine sarcomas: a review; E D’Angelo, J Prat; 23; 2010; 694-702; CR4;
  • Int J Gynecol Cancer; Uterine carcinosarcomas (malignant mixed mullerian tumors) are metaplastic carcinomas; WG Mccluggage; 12; 2002; 687-690; 10.1046/j.1525-1438.2002.01151.x; CR5;
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