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J-GLOBAL ID:201802224522060401   整理番号:18A1980863

近代以降の字図復元からみた嬉野温泉街の河川沿い土地利用変遷

Land use transition of river-side space in Ureshino Onsen Town viewing from the restoration of the cadastral map after the modern era
著者 (2件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 653-659(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: G0606B  ISSN: 1348-284X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本研究では,河川沿いに立地する大規模温泉街の1つである嬉野温泉街に焦点を当て,近代以降の嬉野温泉街河川沿いの土地利用変遷を明らかにすることを目的とする。『土地台帳』,『不動産登記簿』と『嬉野町下野甲,下宿全図』の情報の比較,分析により当時の姿を復元し,土地利用,所有の変化からみた空間の史的実態の分析を行う。現在の嬉野川沿いの景観を象徴する建物,施設の形成過程を整理し,所有者の変化や筆界の変化(字の合筆,分筆)を字ごとに所有者変遷図としてまとめ,それらの情報をもとに年代ごとの復元字図の作成を行い,年代ごとの特徴を整理し,河川沿い土地利用の変遷の考察を行った。結果として,廃藩置県で結成された,嬉野温泉観光株式会社による土地の買収,昭和25年の和多屋別荘の開業に伴う,嬉野川周辺の土地の集約化,河川の利用規制が厳しくなかった頃の河川領域内での民間開発等の様子を明らかにすることができた。また,温泉街河川沿い空間における,民間による開発から行政による開発へ移行する一例を示すことができた。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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観光,レクリエーション  ,  開発,再開発,都市整備 
引用文献 (11件):
  • 1) 山田桐子・宮崎均(2008),「温泉街における地域特性からみたまちづくりに関する研究:地理的条件ならびに形成過程からみた地域特性の傾向」日本建築学会計画系論文集,第626号,pp819-826,日本建築学会
  • 2) 廣瀬翔一郎(2014),「泉源と旅館の関係とその変容からみた温泉街の空間構成」2014年度佐賀大学理工学部都市工学科卒業論文
  • 3) 大橋真奈美(1997),「隅田川における河川敷の変遷に関する研究」研究報告集.計画系,第67号,pp41-44,日本建築学会
  • 4) 圓道寺ゆみ・宮脇勝(2014),「規制緩和に伴う河川沿いの占用と利用に関する研究 -水都大阪官民一体事業の特徴と利用状況に着目して-」日本都市計画学会 都市計画論文集 Vol.49 No.1,pp33-40,(公社)日本都市計画学会
  • 5) 尾崎光(2008),「神戸市舞子地域における住宅地形成に関する歴史的研究-土地所有の変遷に基づく考察を中心として-」日本建築学会近畿支部研究報告集.計画系,第48号,pp753-756,日本建築学会
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