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J-GLOBAL ID：201802224597415898   整理番号：18A1493151

ファジィ測度・ファジィ積分モデルの計算方法-表計算ソフトウエアを利用して-

著者 (1件)： 高萩栄一郎 (専修大 商)
資料名： 知能と情報  (日本知能情報ファジィ学会誌)
巻： 30  号： 4  ページ： 175-182  発行年： 2018年08月15日 
JST資料番号： L0501A  ISSN： 1347-7986  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・表計算ソフトウェアのマクロを使って計算を行うと計算の仕組みの理解や新たな指標・計算方法の開発が難しいので,Excelのファジィ測度・ファジィ積分の計算表を開発。
・セルに設定した計算式で計算を行うので数値の変化を可視化できて性質の理解に役立ち,計算式を変更することで新たなモデルや指標の開発が容易なのでプロトタイプ作成に有効。
・非負の実数値をとる集合関数であるファジィ測度関連の計算表における単調性,優加法性のチェック,メビウス反転,Shapley値,λファジィ測度の計算方法を解説。
・ファジィ積分として非負の入力値を前提とするショケ積分の計算,負の入力値を含む場合のショケ積分の性質を利用した容易な計算方法,菅野積分のショケ積分との違いを説明。

シソーラス用語： *積分 ,  *ファジィ測度 ,  *計算 ,  スプレッドシート ,  *計算モデル ,  プロトタイプ ,  数学的性質 ,  ファジィ理論
準シソーラス用語： *Choquet積分 ,  Excel ,  *ファジィ積分 ,  菅野積分 ,  表計算

分類 (2件)： システム・制御理論一般  (IA02010H) ,  計算機システム開発  (JD02010R)

引用文献 (8件)：

• M. Sugeno: “Theory of fuzzy integrals and its applications,” Doctoral Thesis, Tokyo Institute of Technology, 1974.
• 藤本勝成: “意思決定とメビウス反転,” 知能と情報, Vol.10, No.2, pp.206-214, 1998,
• 室伏俊明: “ファジィ測度を読む技術 (1) ファジィ測度のShapley値,” 第2回ファジィワークショップ講演論文集, pp.39-48, 1992.
• 塚本弥八郎: “不確実性を伴う意思決定問題のファジィ測度論による分析,” 講座ファジィ 14 ファジィ理論と人文社会科学, 日刊工業新聞社, pp.148-170, 1994.
• 高萩栄一郎: “重要度とλによるλファジィ測度の同定について,” 知能と情報, Vol.12, No.5, pp.665-676, 2000.

タイトルに関連する用語 (6件)： ファジィ測度 ,  ファジィ積分 ,  モデル ,  計算 ,  表計算 ,  ソフトウエア