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J-GLOBAL ID：201802224607309170   整理番号：18A0932419

光生物変調の抗炎症効果の機構と応用【JST・京大機械翻訳】

Mechanisms and applications of the anti-inflammatory effects of photobiomodulation

著者 (3件)： Hamblin Michael R (Wellman Center for Photomedicine, Massachusetts General Hospital, BAR414, 40 Blossom Street, Boston, MA 02114, USA) ,  Hamblin Michael R (Department of Dermatology, Harvard Medical School, Boston, MA 02115, USA) ,  Hamblin Michael R (Harvard-MIT Division of Health Sciences and Technology, Cambridge, MA 02139, USA)
資料名： AIMS Biophysics (Web)  (AIMS Biophysics (Web))
巻： 4  号： 3  ページ： 337-361  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7107A  ISSN： 2377-9098  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 低レベルレーザ治療として知られている光生物変調(PBM)は,治癒を刺激し,疼痛を軽減し,炎症を減少させるために,赤および近赤外光の使用である。一次発色団はミトコンドリアにおけるチトクロームcオキシダーゼと同定され,カルシウムイオンチャンネル(おそらくオプシンによる光吸収により仲介される)と同定されている。光子吸収の二次効果はATPの増加,反応性酸素種の短いバースト,一酸化窒素の増加,及びカルシウムレベルの変調を含む。三次効果は,細胞生存の改善,増殖と移動の増加,および新しい蛋白質合成をもたらす広範囲の転写因子の活性化を含む。低レベルの光が刺激効果を有するが,高レベルの光は抑制効果を有するという顕著な二相線量応答がある。PBMは正常細胞においてROSを産生できるが,酸化ストレス細胞または疾患の動物モデルにおいて使用されるとROSレベルは低下することが見出されている。PBMは抗酸化防御をアップレギュレートし,酸化ストレスを減少させることができる。PBMは正常静止細胞でNF-κBを活性化できるが,活性化炎症細胞では炎症マーカーが減少することを示した。PBMの最も再現性のある効果の1つは,炎症の全体的な減少であり,特に関節,外傷性損傷,肺障害,および脳の疾患にとって重要である。PBMは活性化マクロファージにおけるM1表現型のマーカーを減少させることが示されている。多くの報告は様々な動物モデルにおける反応性窒素種とプロスタグランジンの減少を示している。PBMは,脳,腹部脂肪,創傷,肺,脊髄における炎症を減少させることができる。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *消炎作用 ,  NFκB ,  一酸化窒素 ,  マクロファージ ,  *炎症 ,  活性酸素 ,  チトクロームcオキシダーゼ ,  表現型 ,  近赤外線 ,  ミトコンドリア ,  タンパク質合成 ,  酸化ストレス ,  動物 ,  カルシウムチャンネル
準シソーラス用語： 動物モデル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 光生物変調 ,  低レベルレーザ治療 ,  発色団 ,  炎症 ,  動物研究 ,  臨床試験

分類 (3件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  循環系の基礎医学  (GJ01020K)

タイトルに関連する用語 (4件)： 生物 ,  変調 ,  抗炎症効果 ,  応用